皆さんは普段、どこで買い物をしますか?
駅ナカや駅チカにあるお店、郊外の大型ショッピングモール、百貨店にスーパーマーケット、なかにはネット通販という方もいるでしょう。今ではいろいろな形で効率良く買い物ができます。
しかし、人とのふれあいや人情を感じながら買い物をするのも良いものです。
「人情商店街食べ歩き探訪」では、東京にある商店街に実際に訪れ、その魅力や特色を取材します。
今回は「谷中銀座商店街」です。 (リビンマガジンBiz編集部)
谷中銀座商店街
JR山手線「日暮里駅」、あるいは東京メトロ千代田線「千駄木駅」から近い谷中銀座商店街。テレビの取材をはじめ、ドラマのロケ地にもなっている下町の商店街です。こんな風景をテレビで見たことはないでしょうか。
今回は、「谷中銀座商店街」を食べ歩きしていきたいと思います。
シャッター街が多くなっている商店街が多い中で、ここはたくさんの人で賑わっています。日本人だけでなく、外国人観光客もたくさんいます。その秘密を探りつつ歩いて行きましょう。
さっそく気になるお店を発見しました。
「後藤の飴」は大正時代に創業したお店です。飴を中心にお菓子を扱っている専門店です。毎週金曜日になると、揚げたての揚げ餅、かりんとうが入荷されます。
レトロな雰囲気があり、様々な種類のお菓子があって魅力的でした。
そして、このお店の近くにあって是非足を運んでもらいたいのが、
お惣菜のお店「いちふじ」です。
こちらは、残念ながら撮影不可のお店のため写真はありません。日本一安いお惣菜店と謳っています。この日も行列になっていますよ。私も並んで、「レバカツ(50円)」「焼き鳥の皮2本(1本59円)」購入しました。
レバカツをその場で食べてみました。レバーの独特な「くさ味」はなく、食べやすいです。全く油っぽくありません。お惣菜としても優秀ですが、おやつ代わりにもなりますね。
忘れられない味です。また、今回は買うことができませんでしたが、チキンカツもおすすめです。規格外のサイズに驚きます。ぜひこちらも買ってみてください。
もちろん、飲食店だけではありません。こんな雑貨屋さんもあります。「ランプ家」では、オリジナルのランプを作れるとのこと。お店の雰囲気が、この街にマッチして良い雰囲気ですね。
メインストリートを外れると、下町の路地です。この景色を撮影するだけでも絵になります。今でいう、インスタ映えもしますね。また、たこ焼き屋さん「谷中たこ坊」もこの路地の通りにあります。座って食べるスペースもあるので、おやつ感覚でたこ焼きを食べる場所としては最適です。
もちろん、生鮮食品関係のお店もあります。「冨じ家」では、旬の魚が並び、地元のお客さんが買いに来ていました。この近くは、住宅街です。マンションも建設されています。そのため、観光客だけではなく、地元の住人のお買い物拠点としてももちろん活用されています。たしかに、あんなに安くておいしいお惣菜のお店があったら、通ってしまいますよね。
こちらのドーナツは、谷中満点ドーナツで買いました。
焼ドーナツです。人気1位の「メープル」と「プレーン」を購入しました。
スイーツがあまり好きではない私でも、おいしく、あっという間に2つを完食しました。甘さ控えめで、食感はもっちりしています。これらのドーナツは全て手作りです。ネット通販(http://yanakamanten-donuts.com/)にも対応しているので、気になる方はご覧ください。毎月10日は谷中満天お客様感謝デーとのことです。
さて、メインストリート(この看板が目印です)を歩いてきましたが、商店街から外れたお店も負けてはいません。
谷中銀座商店街は、懐かしの雰囲気を残しながらも、活気あるお店ばかりでした。この商店街がこんなにも賑わっているのはなぜかと考えました。やはり商店街自体が、一致団結して盛り上げているということではないでしょうか。どこのお店も、出入りしているお客さんは生き生き楽しそうでした。一度足を運べば、この商店街の魅力がわかると思うので、是非一度足を運んでみてください。
「谷中銀座商店街」
アクセス:
JR山手線、常磐線、日暮里舎人ライナー、私鉄京成線「日暮里駅」より徒歩5分
東京メトロ千代田線 「千駄木駅」より徒歩5分