売却したあとはアパート？それとも安い不動産を購入する？
不動産を売却する際に考えておくべきことはいくつもあります。それは不動産を売却したあとの住まいはどうするのかということです。安いアパートに住んで、貯蓄やその他の出費に多くのお金を費やしたいのか、借金があるなら、借金を早く返済するために住まいに掛かる費用を安く抑えたいのかなどです。それともやはり間取りはちゃんと確保して、家族一人一人に自分の部屋を与えられるようなアパートに住みたいのでしょうか。そうすると、また、これからのライフプランを練り直す必要があるのです。自分自身の収入はどのくらいなのか、これから自分自身の収入は増えていくのか、減っていくのか、これもしっかりと考慮しなくてはいけません。もし一年に一度は旅行などをしたいと思っているのなら、それなりに次の住まいに掛かる費用を抑える必要があります。または古い不動産を売却して、新しい不動産を購入しようと考えているなら、それはどんな不動産なのでしょう。不動産を売却して得た余剰利益で新たな不動産を購入する際、移住先が安い不動産であるのなら、そのデメリットはちゃんと考慮に入っていますか？たとえば交通の便が悪い不動産を購入すれば、当然、交通費が多くかかってしまうことになります。今まで所有していた不動産よりも、次の不動産を維持していくのに掛かる月の維持費が1万円安いとしても、交通費が月に1万円多くなってしまうなら、元の木阿弥です。それどころか、不動産を売却する際に管理会社との交渉に費やした時間や交通に掛かる時間のために、あなたは「まったく不動産の売却に失敗してしまった」ということになりかねないのです。
失敗した、では済まされない不動産の売却
あなたは自分の人生をより豊かにするために不動産を売却するのです。たとえ不動産を売却するのに恵まれた状況にないとしても、たとえネガティヴな理由で不動産を売却する状態であっても、前向きな気持ちだけは忘れてはいけません。あなたの人生には未来があるからこそ、今後のことを真剣に考えましょう。将来のために不動産を売却するという決断をした以上は、売却の利益をしっかり最大化してください。そのためには不動産会社との交渉に疲れはて、足元を見られるようなことがあってはいけません。まずはしっかりとした不動産会社なのかを確認し、相手が不誠実な不動産会社ならとっとと交渉は打ち切りましょう。そして絶対にその犠牲者にならないように、あなた自身も不動産に関する知識を持つようにしてください。不動産は大きな金額が動く取引であるため、失敗をして「この世には悪い人間がたくさんいるんだな、勉強になった」では済まされないのです。もちろん人生には失敗はつきものですが、あなたが不動産を売却しなくてはいけない、お金に困っている状況だとすれば、「今」はあなたが成功するべき時であり、成功して幸せへのステップを歩み始めなければならない時であると考えるようにしてください。
