皆さん、はじめまして、

ご縁があり、すまいの情報発信サイト、リビンMagaZineでコラムを書かせていただきます、ファイナンシャルプランナーの中村伸一です。少しでも読者の皆様にお役に立てる情報をどんどん発信していきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

まず、記念すべき一回目のBlog記事です。これから3回に分けて、収益不動産の本質について書いていきたいと思います。

「不動産投資は不労所得」 その意味は?

最近、日銀のマイナス金利の影響で、利回りのとれる金融商品が少なくなっています。その影響か、新聞の広告に不動産投資のセミナーが毎日のように掲載されています。私は、不動産投資は、金融商品と同じ投資だと考えていますので、そこには簡単な数字の分析が必要だと考えます。また、分散投資の意味からも、不動産を、株式、債券、投資信託などと同じものと考え、その中でオルタナティブ(代替)投資案件として所有することはとても大切だと思っています。

 例えば、ある投資家が一棟物物件を複数所有し、合計100室以上を保有していると仮定しましょう。それらの物件の空室率が毎年3-4%で、毎月家賃収入が手元に入る状態になっていると、ほとんど手間がかからないで家賃収入を得ることができこととなります。

 

 日本で不動産投資が流行りだしたのは、ロバートキヨサキの「金持ち父さん、貧乏父さん」がベストセラーになった影響が大きいと思います。この中で、彼は早くラットレースから抜け出しましょう、と書いています。そして、お金がお金を生む状態を早急に確立することが、大切だと説いています。その仕組みが確立されると、自分の時間を会社に捧げることなく、空室が出ない限り、昼夜関係なくお金が「チャリン、チャリン」と入ってきます。その究極の状態が「不労所得」ということになります。自分の時間を労働に割くことなく、お金が入ってくる状況だとすると、まさにこれが不動産から「不労所得を得ている」ということです。たぶん多くのサラリーマンの方々が一刻も早く自分の人生をこの状態に持っていきたいと願うことは、ごく自然のことだと思います。また、終身雇用制度が完全に過去のものとなった今、毎月のサラリーの他に別の収入を持つことは、リスクヘッジの意味でも、当然考えるべき手段の一つだと思います。

次回は、「初めてすぐ、不動産投資が不労所得になるか」というタイトルで続けていきます。

 
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