ついに逆転!中古マンション市場が熱い!!
昨今、首都圏において不動産価値が高騰しているのはご存知でしょうか。中でも熱かったのが、中古マンション市場です。
2016年、首都圏で販売された中古マンションが、新築マンションの供給を上回ったのです。全国的に少しずつこの傾向が見られ、2016年、近畿圏においては中古と新築の販売数が、ほぼ同じ戸数となりました。
この逆転現象が起こったのは、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県等におけるマンション市場です。
なぜこのようなことが起こっているのでしょうか?
1990年代の半ばに、マンションの大量供給が始まって以来、新築マンションの供給は、中古マンションの供給の3倍以上ありました。その後、少しずつ新築マンションの供給が減り、中古マンションの需要が上がってきました。
リフォームと言われた家の改築が、若い世代ではリノベーションと言う言葉に変わり、古き物の価値を守りながら、自分好みにカスタマイズするという発想が高まりを見せました。
新築マンションは、この15年で約4割近い価格高騰を見せており、若者にとってハードルの高いものとなってきました。中古マンション人気の高まりは、新築では手が出せないという人の、需要を満たした結果と言えるでしょう。
また、中古=古臭いと言うイメージは若者の考えを中心に、大きく変わってきました。
いったい中古マンションの魅力はどこにあるのでしょうか?
※中古マンションの魅力
まず、家の購入を考えたとき、1番最初に予算を決めると思います。同じ予算内で同じ条件で探した場合、新築よりも中古の方が物件はたくさん出てきます。比較対象は少しでも多い方が、より良いお買い物ができる事は、言うまでもありません。
また、新築マンションの場合、人気エリアにおいては、建物ができる前に予約し、購入を決定する必要があります。モデルルームやジオラマなどでイメージすることはできますが、実際にできてみないとわからない部分もあります。
その点、中古マンションは、自分の目で見るモノが全てのため、良い意味でも悪い意味でも自分がそれを見て納得すれることができます。
周辺道路の交通量の多さや騒音、日当たりや風通し、近隣建物との隣接具合、エントランスや廊下などの共用部分、しっかりと管理が行き届いているマンションかどうかなど、事前に確認することができるのも大きなメリットです。