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FP/行政書士の村瀬です!
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今回のテーマは、「分配金は安定か?」です。
これまで、J-REITのメリットとして、
分配金というものを書いてきました。
口座に入れておけば、一定の利回り分が分配金として入金される
その意味では、FX等にはない特徴(メリット)であり
預けておくだけで、複利運用が可能であることは間違いありません。
その点だけみれば、「安定的収益」といえます。
でも、当たり前ですが、
J-REITも金融商品
です。
つまり、そこには金融商品のリスクもあるわけです。
分配金だって、100%保証はされていません。
為替も同様のことがいえますが、
結局のところ、流動性のリスクです。
何かしらの原因で価格が大きく変動することがあります。
ヘッジファンドは悪か?
為替をやっていると、しばしばそんなな話もありますが、
J-REITの世界にも、当然、「投資家集団」があるので
大きく資金を動かすことがあれば、価格も変動します。
また、そもそもが不動産投資の世界ですから
賃料収入が減ったり、空き家が増えたりすれば
当然、分配金にも影響します。
このあたりは、株式、債券、為替などとはちょっと違いますね。
不動産は、やはり、人あってのもの。
その不動産で仕事をする人、住む人・・・
巡り巡って、よい不動産になればなるほど、利回りに影響します。
脱線しますが、僕の知人の不動産会社の社長は、
平成21年頃、いち早く「中古物件」と「リフォーム」を
手がけていました。
僕は行政書士でもあるので、建設業や宅建業の世界とは
そこそこ長いお付き合いにはなるのですが、
J-REITが今よりそこまで前面に出ていなかった頃から
その点に目をつけていたようです。
その意味では、J-REITをするときは
「自分の資産運用が巡り巡って、現実の不動産に活きているんだ」
とみるようにすると、現実とのつながりが見えて面白いかもしれません。
単なる目先のお金稼ぎに捉われず、社会とのつながりを。
僕も為替相場をみるときは、一方で、世界の情勢や要人発言を
かなり気にするようになりました。
なんとなく、世界をみれる気がして、面白いし勉強になります。
まとめます。
J-REITは、他の投資手法と比較すれば、安定的ではあるけれど
リスクは存在するということ。
投資家の大原則ですね。自己責任でやる。
(次回につづく)