皆様こんにちは!
仕事は楽しく!アフターファイブはもっと楽しく!

FP/行政書士の村瀬です!

★★★★★★★★★★★

今回のテーマは、「分配金は安定か?」です。




これまで、J-REITのメリットとして、

分配金というものを書いてきました。

口座に入れておけば、一定の利回り分が分配金として入金される

その意味では、FX等にはない特徴(メリット)であり

預けておくだけで、複利運用が可能であることは間違いありません。
その点だけみれば、「安定的収益」といえます。

でも、当たり前ですが、

J-REITも金融商品

です。
つまり、そこには金融商品のリスクもあるわけです。

分配金だって、100%保証はされていません

為替も同様のことがいえますが、

結局のところ、流動性のリスクです。

何かしらの原因で価格が大きく変動することがあります。

ヘッジファンドは悪か?

為替をやっていると、しばしばそんなな話もありますが、

J-REITの世界にも、当然、「投資家集団」があるので

大きく資金を動かすことがあれば、価格も変動します。

また、そもそもが不動産投資の世界ですから

賃料収入が減ったり、空き家が増えたりすれば

当然、分配金にも影響します。

このあたりは、株式、債券、為替などとはちょっと違いますね。

不動産は、やはり、人あってのもの。

その不動産で仕事をする人、住む人・・・

巡り巡って、よい不動産になればなるほど、利回りに影響します。

脱線しますが、僕の知人の不動産会社の社長は、
平成21年頃、いち早く「中古物件」と「リフォーム」を

手がけていました。

僕は行政書士でもあるので、建設業や宅建業の世界とは

そこそこ長いお付き合いにはなるのですが、

J-REITが今よりそこまで前面に出ていなかった頃から
その点に目をつけていたようです。

その意味では、J-REITをするときは

「自分の資産運用が巡り巡って、現実の不動産に活きているんだ」

とみるようにすると、現実とのつながりが見えて面白いかもしれません。

単なる目先のお金稼ぎに捉われず、社会とのつながりを。

僕も為替相場をみるときは、一方で、世界の情勢や要人発言を

かなり気にするようになりました。

なんとなく、世界をみれる気がして、面白いし勉強になります。

まとめます。

J-REITは、他の投資手法と比較すれば、安定的ではあるけれど

リスクは存在するということ。

投資家の大原則ですね。自己責任でやる。

(次回につづく)

 
  • line
  • facebook
  • twitter
  • line
  • facebook
  • twitter

本サイトに掲載されているコンテンツ (記事・広告・デザイン等)に関する著作権は当社に帰属しており、他のホームページ・ブログ等に無断で転載・転用することを禁止します。引用する場合は、リンクを貼る等して当サイトからの引用であることを明らかにしてください。なお、当サイトへのリンクを貼ることは自由です。ご連絡の必要もありません。

このコラムニストのコラム

このコラムニストのコラム一覧へ