さて、3月になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
年度末で、繁忙期という方も多いかもしれませんね。
今月は、「不動産投資信託」という視点で
コラムを書いていきたいと思います。
世の中には、さまざまな「投資」があります。
もちろん、限りある資金を、自分に投資する方もいるでしょう。
たとえば、資格の勉強のために使う。
家族との時間のために使う。
自分で事業を行っている方なら、設備投資など・・・
ここでの「投資」とは、
「お金でお金を生み出す」(資本集約)
というものを前提として考えていきましょう。
なんで「投資」をするのか。
それは、終局的には、
「お金が欲しい」からです
だって、時代が時代。
景気にしても何にしても、とかく生きにくい世の中です。
(・・・そうでない方もいらっしゃるとは思いますが。)
なぜお金が欲しいのか。
家族をもって、子育てができる。
両親がいつまでも元気で過ごせるように環境をつくる。
身近な人が突然、大病になってしまうかもしれないから準備する。
好きな時に、好きなものを食べられるようにする。
そんなささやかな、
各々の環境に応じた幸せを実現するためではないですか?
そんなときに、どうしても今の日本の設計だと
「お金」は必要条件です。
だからこそ、みんな働く理由の1つがお金なわけです。
ところで、「お金を稼ぐ」
日本人は、こういうときに、こう教えられてきました。
「汗水たらして、真面目に働こう。楽しようとしてはいけない」
結果、お金を稼ごうと思ったら、
まず、「アルバイト」をすることを考えたりします。
簡単に言えば、「自分の時間と身体をつかってお金を稼ごう」
と考えるのです。
この発想は、まさに「労働集約」の発想であり、
その視点・舞台で考える以上は、崇高な発想です。
僕は、これを無くしてはいけないと思っています。
ですが、決まった時間を働いて
お金をいただくという方法以外にも
お金にお金を稼いでもらう(資本集約)
という発想が大切になってきます。
さまざまな方法でお金を生み出すことができる時代です。
労働集約も大切にしつつ、資本集約の技術も習得する。
その2つの終局的な目的は、同じはずです。
株、不動産、為替、金、アフィリエイト・・・
なにがいいかは、一概にはいえません。
それは、個々の性格等に応じて、追求するしかありません。
たとえば、僕の投資(この場合、投機かもしれません)との出会いは
外国為替証拠金取引
俗に、「FX」とよばれるものです。
為替相場、よくチャートというものですが、あれをみていると
とても面白いのです(3度の飯より相場が好きです)。
その結果、僕は、数年かけていろいろ「ある実験」をして、
昨年、投資・投機に前向きに向き合うために
「FP法人」を設立しました。
「FX」を毛嫌いして、相場の勉強を続けていなかったら
僕は、FPを勉強しよう、FP法人を創ろうとも思わなかった。
FP法人をしていなければ、今の仲間はいなかったかもしれません。
人生は面白いものですね。
「趣味でやってみる」、「試しにやってみる」が、
自分の人生の分岐点になることもある。
そこで今月は、僕のFP法人でも研究課題になっている
「不動産投資信託」、いわゆる「J-REIT」について
書いていきたいと思っています。
FXも、J-REITも、まだまだ若い投資・投機ではありますが
それでも、成熟しつつあります。
つまり、学ぶこと、始めることに、昔ほどの壁はありません。
(次回につづく)