こんにちは、家計の応援団である、1級ファイナンシャル・プランナーの水野圭子です。
さて、中古住宅を売却する上で、決め手の一つとなるのが「内覧」です。既に引っ越しを終えた空き家の状態もありますが、今回は筆者自身も経験した居住中での内覧対策について触れていきます。
内覧の印象が良いと販売価格にも大きく影響してきますが、具体的にはどんな事前準備をしたらよいのでしょうか?
部屋の見えるところだけでなく、扉も開閉するとなると、お掃除する範囲は随分広くなります。戸建てで荷物も多かったわが家も、すべてを綺麗にするには膨大な時間がかかってしまうなーと途方にくれていたのですが、住宅仲介会社のアドバイスもたくさん頂きました。
自身が経験した上で、内覧前に事前にやっておいた方が良い3つの秘策をピックアップしてみました。
1.行き届いた掃除や清潔感を出すこと!
まずは一番最初に目に入る玄関周りや汚れが目立ちやすい台所などの水回りを重点的に磨いておきましょう。
実際に水回りといっても台所やお風呂、トイレなどと幅広く大変ですので、私は初めて体験したハウスクリーニングをオススメいたします。時短にもなりましたし、自分での掃除するのと全く違います!
台所(コンロや換気扇、食洗機など)やお風呂(風呂釜や洗面所)、トイレ2箇所などで4.5万円くらいでしたが、5時間以上かけて磨いてもらうと全然印象が変わります!業務用グッズで自分では落とすことができなかった部分も簡単に綺麗にしたり、やはりプロは違うと思いましたね。
また窓のサンは自身でやりましたが、ベランダがある窓は開閉されやすいので、特に綺麗にしておいた方が良いですね。
2.玄関や廊下、階段などの空いたスペースには、花や小物使いで印象アップを狙います!
掃除だけでなく、見た目を綺麗にするのもポイントです。特に玄関周りなどに花などを飾ったり、リビングに緑や花があるだけでも家のイメージが明るくなります。また、トイレやリビングでの消臭剤などもインテリアっぽいものにしたり、100円ショップでアロマグッズや観葉植物も飾ることで、イメージは随分変わりました。
家を綺麗に使っているという印象作りはちょっとした小物でも演出できますよ。
3.内覧当日は自身の服装にも清潔感を出し、笑顔で迎え入れましょう!
住んでいる人のイメージはとても大事ですね。清潔感を出し、笑顔での挨拶は何よりポイントアップです。
内覧当日はテレビを付けたほうが良いと指示されましたが、私はスマホでのBGMでも良いかと感じました。
今回内覧した次の日には申込を頂いたわが家でしたが、「綺麗に使われていたし、すごく感じの良い入居者さんで」とお褒めの言葉を頂きました。
内覧を控えている方、3つのポイントが少しでも参考になれば嬉しいです。ぜひチャレンジしてみてくださいね。