こんにちは、家計の応援団である、1級ファイナンシャル・プランナーの水野圭子です。
5回シリーズでの『安心して売却を依頼できる不動産会社選びとは!?』ですが、第2回目は「不動産一括査定の活用」について見てみましょう!
皆さんは自宅を売却する場合、どこの不動産会社に依頼しますか?
わが家では自宅売却を決めた際、以下2つの選択肢を検討しました。
1.知り合いや購入した不動産会社に依頼する。
2.不動産一括査定を活用し、複数の不動産会社の中から選択して依頼する。
知り合いや購入した不動産仲介会社で、日頃から信頼がある担当者さんがいらっしゃれば、迷う必要がないかもしれません。
しかし、特に普段からやり取りがなかったり、色々な不動産会社から意見を聞きたい!という方であれば、2.の不動産一括査定などの選択肢もオススメです。
私も知り合いの不動産会社の方にお願いしようか主人に相談したところ、「中古戸建であるし、近隣での売買実績が多い不動産会社から、まずは話を聞いてみよう」ということになりました。
中古マンションに比べ、戸建てだと流通が少ないので、情報を取りたかった経緯もあります。
その際に活用したのが、2.の不動産の一括査定です。実際に不動産一括査定をして感じたところをまとめてみました。
<不動産の一括査定を頼んで良かったと思う点>
・わざわざ自分から連絡しなくても電話やメールが来る。
・査定額を数社から聞くことで、売却金額のイメージが把握できる。
・数社の不動産会社から比較できる。
・担当者などの違いもわかりやすい。
・売却までの流れやかかる税金面についても知識が得られる。
もちろん不動産一括査定をすると、個人情報が気になったり、依頼した直後から営業の電話対応が大変だったりのデメリットもありますね。
わが家も不動産一括査定をした後、5社の不動産会社から電話が来ました。4社は大手不動産会社で、1社は地元のファイナンシャル・プランナーが作った不動産会社です。
1週間以内に大手4社の概算査定額を明示頂きましたので、売り出し価格の目安がわかったり、近隣地域の今までの販売実績や現在売り出している状況なども把握できましたよ。
そして、最終的には1社と媒介契約をすることになったのですが、この続きは次回③の、「一般媒介と専任媒介との違い」にて!