せっかくのマイホーム、できることなら長く住み続けたいですよね。

しかしながら、海の近くや雪深い地域など、どうしても避けられないリスクがある土地もあります。

そんな地域ではどんな対策をしたらよいのでしょうか。

マイホーム購入前に知っておきたいリスクと対策について、ご紹介します。

▽海の近く

海の近くの家は潮風が当たるため、錆が生じて傷みやすくなります。

車やエアコンの室外機などは、なるべく潮風が当たらない場所に置く必要があります。

とはいえ、潮風を完全に防ぐことはできないので、こまめに塩を洗い流すしかありません。

外壁はあらかじめ塩害に強い素材にしておいた方が良いでしょう。

水で洗い流せるように、防水性にもすぐれた素材を選ぶことが重要です。

▽雪の多い地域

雪の多い地域では、特に屋根がダメージを受けやすくなります。

屋根を滑り落ちる雪の摩擦でも塗装が剥げることがあるため、こまめにメンテナンスする必要があるでしょう。

雪の多い地域の住宅メーカーは雪に強い家づくりを考えているため、雪の少ない地域から引っ越す際は現地のメーカーに相談するのが一番です。

▽日当たりが悪い土地

日当たりが悪い土地はじめじめしているため、コケやカビが繁殖しやすくなります。

防湿の塗装を行っていても、時間が経つにつれて性能が低下してくることから、定期的に塗り替える必要があるでしょう。

放っておくと外壁内部の腐食がはじまる可能性があるため、早いうちに対処していくことが重要です。

▽日当たりが良い土地

一方で、日当たりが良すぎる場所というのは紫外線の影響を受けやすく、家全体が劣化しやすくなります。

家の中の畳やフローリング、家具が変色してしまうこともあるでしょう。

紫外線を防ぐカーテンもありますが、家づくりの段階から日光に強い素材を使っておくことが後々役立ちます。

以上、劣化しやすい土地と、その対策方法についてご紹介しました。

ここに挙げた以外の土地であっても、住宅は時間と共に劣化していくものです。

長く住み続けられるよう、こまめにメンテナンスを行ってくださいね。

 
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