銀行にお金を預けてもほとんど増えないいま、不動産投資にチャレンジしてみたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、不動産投資の知識が全くなく、どうしたらよいのかわからないという方も多いかもしれません。
不動産投資をはじめる前には、どのような勉強をしたらよいのでしょうか。
▽そもそも不動産投資ってどうなの?
不動産投資とは、購入した物件を賃貸して家賃収入を得るという仕組みです。
入居者が確保できれば、安定した家賃収入が得られます。
家賃収入からは減価償却費やローン金利、固定資産税などの必要経費を差し引くことができるため、節税効果も期待できます。
ただしデメリットもあって、入居者がいなければ当然家賃は入りません。
建物の老朽化や、不動産価格の下落リスクも免れないでしょう。
▽不動産投資の勉強方法
不動産投資について勉強するには複数の方法があります。
・書籍
最もポピュラーな勉強方法といえるのが、関連書籍を読むことでしょう。
専門家がわかりやすく書いたものもあり、初心者にはぴったりです。
しかし、書籍は出版されるまで時間がかかるので、読んだときにはすでに古い情報になっていることがあります。
・セミナー
セミナーはわからないことを直接質問できるというメリットがあります。
ただし、不動産会社の無料セミナーは会社の宣伝になりがちです。
それは悪いことではありませんが、複数のセミナーを受けて比較検討したほうが良いでしょう。
・インターネット
最も手軽に情報が入手できます。
偽の情報も多いですが、中にはしっかりした情報サイトもあるので、情報の真偽を見極めて使えばすぐれた効果を発揮します。
・実践
勉強方法について説明してきましたが、実践しなくては学べないこともあります。
いきなり実践に移すのは危険かもしれませんが、勉強に力を入れすぎて実践に移れないのも危険です。
▽不動産投資で重要なこと
不動産に限らず、投資に重要なのは損切りだと言われています。
いつか上がるかもしれないと思ってずるずる持っているのではなく、ある程度の損失まで来たらすっぱり諦めるということです。
残念ながら100%成功する方法はありませんが、失敗の場合の損失を最小限に食い止めることはできるでしょう。
自分がどこまでリスクを取れるのかシミュレーションしたうえで、不動産投資をはじめることをおすすめします。