不動産売却を考えている人なら、一度は「レインズ」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
レインズは不動産業者が利用している不動産情報のシステムの通称です。
一般の人が閲覧することはできませんが、レインズの保有する情報の一部はレインズ・マーケット・インフォメーションとして公開されています。
不動産売却を考えている人は、ぜひチェックしてみてください。
▼レインズ・マーケット・インフォメーションって何?
RMIと略されることもあるレインズ・マーケット・インフォメーションですが、日本語では「不動産取引情報提供システム」といいます。
これでぐっと身近に感じていただけるのではないでしょうか。
このシステムの大きな特徴は、だれでもインターネットで閲覧できるということです。
レインズは免許を持った不動産業者しか閲覧できないようになっていますが、レインズ・マーケット・インフォメーションなら不動産売却を検討している一般の人でもチェックすることができます。
▼どんなときに使うの?
レインズ・マーケット・インフォメーションでは、実際に発生した不動産売買の成約価格を掲載しています。
調べたい地域を選ぶと、実際に行われた取引の所在地、単価、面積、間取り、築年、成約時期、用途地域が表示されます。
データを確認できるのは過去1年間の取引情報に限られますが、過去2年間の取引状況をグラフで表示することができるため、エリアごとの推移を調べるのに便利です。
▼賢く使って賢く売却する!
レインズ・マーケット・インフォメーションの強みは、実際の取引価格が調べられることです。
不動産業者の言いなりになっていると、思いのほか価格を下げられてしまうことがあるかもしれません。
レインズ・マーケット・インフォメーションを確認することで、その価格が相場より高いか低いか判りやすくなっています。
また、エリアごとの取引件数を見ることによって、活況かどうかわかります。
売り時かどうかの参考になることでしょう。
レインズ・マーケット・インフォメーションは無料で利用できるサービスなので、一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。