不動産売却を考える人にとって、所有する不動産が高く売れるかどうかというのは最大の関心事でしょう。
これから不動産購入を考える人も、高く売れやすい物件を意識して購入することをおすすめします。
将来、不動産売却をするときに役立つかもしれませんよ。
・最重要ポイントは周辺環境!
言うまでもなく、通勤・通学や日常生活に便利なエリアのほうが高く売れやすいです。
具体例としては快速や急行の停車する駅に近いこと、バスの本数が豊富であることが挙げられます。
さらにはスーパー・コンビニなどの商業施設、医療機関、学校などの教育機関、公共施設が
近くにある住宅のほうが高く売れるでしょう。
ファミリー層にとっては子育て環境の良し悪しも気になるところです。
にぎやかな場所よりも閑静な住宅街のほうが好まれる傾向にあります。
・住宅そのものも重要なポイント
住みやすい住宅かどうかというのも大きなポイントです。
家事動線がスムーズ、日当たりが良い、駐車スペースが広いといった箇所がよく見られています。
マンションであれば共有設備の内容も売却価格に関わってくるでしょう。
・メンテナンスの有無
周辺環境や住宅設備は変更できなくても、メンテナンス次第で売却価格をアップできる可能性があります。
築年数が経っていても、手入れの行き届いている家であれば、あまり古さを感じないものです。
大規模なリフォームが難しくても、壁紙を貼り替えたり床にワックスをかけたりするだけでもだいぶ印象が変わるでしょう。
・住宅だけでなく人が印象を左右することも
物件を売りに出していると、購入を検討している人が見学に来ることがあります。
基本的には不動産会社が間に入りますが、売り手が見学者の対応をすることもあるでしょう。
アピールポイントはあらかじめまとめておくことをおすすめします。
悪い点も隠さず話したほうが信頼を得られるでしょう。
以上のように、高く売れやすい物件にはさまざまなポイントがあります。
周辺環境や住宅の構造などは変更しづらいものですが、メンテナンスや心がけで売却価格を上げることができるかもしれません。
不動産売却の際にはぜひ意識してみてくださいね。