ごきげんよう、雅庵です。
昨日の2月12日は、初午(うま)の日でしたね。2月24日は二の午になります。この「午」という文字は、午後・午前などに使われているのでご存じかと思いますが、方位は南を示し、時間は正午を表します。太陽が最も高くなり、一日の中で太陽の光が最も強くなると言われています。
そして、立春を過ぎて、2月最初の午の日は、一年の中で最も運気の高まる日とされています。
運気を信じる、信じないはあると思いますが、自分の人生は運気に任せず自ら設計し実行していくことが大切です。人生設計があり実践が伴えば、おのずと運気も高まると、私は信じています。
さて、ライフプランとは「人生生活設計」です。人生の目的を達成するための設計書ですから、自身やご家族の価値観に基づいて作ります。
そして、よりよい住まいを手に入れるために、ライフプランを活用することがあります。資金計画をたてるときにも役立ちます。そして、ライフプランはその人の住まい方にも影響し、間取りを決める際の大きな要因ともなります。
間取りを決める際の大きな要因とは「建築予算が少ないから3階建ての40坪の家を希望していたが、2階建ての30坪にしよう」「資金を貯めるために住まいは10年先にしよう」というものではありません。
ライフプランやライフステージの中から、家族みんなとどのような生活をしたいのか、将来の夢やそれぞれの価値観を、間取りに反映することです。
5年後、10年後、15年後、20年後と時間軸に沿って、家族みんなの生活を思い描きながら考えてみましょう。
例えば、奥様の夢は「将来子供に手がかからなくなったら自宅でお料理教室を開きたい」ということでしたら、将来のリフォームを考慮してお料理教室に必要な上下水やガスなどの配管のみ設置し、建築当初は子供の遊び場として利用するなどの工夫もできます。
「将来子供家族と二世帯住宅に暮らしたい」とお考えでしたら、完全分離の二世帯住宅を建築し、同居までは賃貸することも工夫の一つです。
新築住宅を取得する場合だけではなく、今の住まいを売却し次の住まいを購入する場合も、ライフプランは役立ちます。どこで、どのような生活を営みたいのか。
家族皆さんで、一度話し合ってはいかがでしょうか。