頭金とはなに?


頭金とは、おおまかに言えばマイホームを購入する上で住宅ローンを組む際に、住宅ローンの額を少なくするための費用です。頭金が多ければ多いほど、住宅ローンは小額でも済むため、その分負担も少なくなります。


頭金以外に必要な初期費用とは

マイホームを購入する際には、住宅ローンの頭金以外にも必要な費用がいくつかあります。これを加味して頭金の金額を決めるようにしましょう。■マイホームの契約をするときにかかる費用マイホームの契約の際に、印紙税がかかります。印紙税は金額によって異なります。■ローンの契約時にかかる費用住宅ローンを契約する際には、融資手数料などがかかります。フラット35の場合は、団体信用生命保険料もかかります。■住宅を購入した際ににかかる費用マイホームを購入した際にかかってくる税金があります。これを不動産取得税と呼びます。■物件ごとにかかる費用契約や手続きの際にかかる費用だけでなく、物件ごとにかかる費用もあります。修繕積立金や仲介手数料、固定資産税などが挙げられます。■登記にかかる費用住宅を登録する際にかかる費用として、登録免許税や利用した司法書士への手数料などがあげられます。

なぜ頭金が必要なの?

マイホームを購入する際には、頭金を用意した方が良いといわれています。その理由とは一体何なのでしょうか?■住宅ローンの額が少なく済むから頭金を用意することで、その分住宅ローンの額が少なく済みます。■ローンの利息が少なくなる可能性があるから頭金の額によって、ローンの利息が低くなる契約もあります。利息が低いということは、その分支払い総額も少なくなるため、よりお得にマイホームを手に入れることが出来るといえます。■住宅ローンの返済期間が短くなる頭金である程度の額を払っておくと、住宅ローンの額が少なくなるため、その分返済期間が短くなります。40歳以上でのマイホーム購入など、年齢を重ねてからの契約の場合、長期間のローン返済はかなりの負担となってしまう恐れがあります。そういった人の場合、頭金をある程度準備しておくことで、無理のないローン返済ができるでしょう。

頭金はたくさんあった方がいい?

頭金は、購入価格の1割から2割程度用意しておくと良いといわれています。しかし、頭金が必要だからといって、貯金をすべて頭金に当ててしまうのはやめましょう。マイホームを購入する際には、頭金以外にも費用がかかります。その費用についても考慮して頭金の金額を決めましょう。また、初期費用のためだけでなく、万が一の備えとしてある程度の貯金を残しておくと安心です。
 
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