借入時と完済時の年齢
借入時と完済時の年齢によって、ローンの審査が通らないケースもあります。特に40歳を超えてからのローンとなると、完済時期が定年後になる可能性が高くなるので、35年など期間の長いローンは組みにくくなる恐れがあります。40歳以上で住宅購入のために借り入れをする場合には、ある程度の頭金を用意することなどを検討しましょう。
過去に金融事故を起こしたことがある
過去にフリーローンなどを利用していて、債務整理や自己破産をした場合には、住宅ローンの審査も通りにくくなります。また、自己破産のような金融事故は起こしていなくても、返済が度々遅れるなどした場合にもローン審査が通りにくくなることがあります。
勤続年数が少ない
住宅ローンを組む上で、年収が重要であると考える人が多いと思います。しかし実際には、年収そのものよりも、勤続年数や務めている企業の規模などが重要になってきます。ひとつの職場で長年勤めている人や、上場企業など規模の大きな企業に勤めていることは社会的に信用があると考えられます。そのため、返済が滞る心配が少ないと判断され、現段階で年収が少なくても、ローンを組むことができる可能性も出てくるのです。
納税義務を怠っている
フリーローンやクレジットカードの使用状況などに問題がなくても、納税が遅れるなどしていた場合、住宅ローンの審査が通りにくくなるケースがあります。手間に感じるかもしれませんが、もしも会社で源泉徴収・年末調整がされない場合などには確定申告を怠ることなく行うようにしましょう。
携帯電話やスマートフォンの使用料金の未払いも要注意
住宅ローンに影響が出るのは、個人的な借り入れや税金の未納だけではありません。普段何気なく使っている携帯電話やスマートフォンの使用料金の未払いも、住宅ローンに影響する可能性があります。スマートフォンの機器代金は、多くの人が割賦で支払いをしています。この割賦も住宅ローンの審査に影響してくる場合があるのです。今や誰もが所持しているスマートフォンですが、マイホーム購入を検討している人はスマートフォンの割賦代金の支払いにも注意しましょう。