マンションは何階に住むかで住み心地も違う?


マンションに住む際に悩む問題のひとつが、何回の部屋を選ぶかです。せっかくマンションで生活するのであれば、高層階で暮らしたい!という人が多いかもしれませんが、マンションの高層階にも低層階にもそれぞれにメリット・デメリットがあります。


高層階のメリット


高層階での生活は、通常のマンションにはない魅力があります。■日当たりが良い高層階は、太陽の日差しがしっかりと入る部屋ばかりなので、明るくてあたたかい点がメリットといえます。■眺望が良い高層階のメリットといえば、何といっても眺望の良さです。タワーマンションならではの眺望の良さを楽しめるのは、高層階だからこそのメリットです。■プライバシーが守られる高層階は、窓の外からのぞき見られる心配がないため、プライバシーが守られます。1日中カーテンなどで目隠しをしなくても良い物件もあります。■虫が少ない高層階は、低層階と比べて虫の被害が少ない傾向にあります。夏場に悩まされる蚊も高層階には少ないので、快適に生活ができます。


高層階のデメリット


とても魅力的な高層階での暮らしですが、デメリットについても知っておきましょう。■低層階と比べると価格が高い高層階の物件は、低層階と比べて価格が高い傾向にあります。金銭面で心配がある場合には、高層階の価格が負担に感じる可能性があります。■エレベーターが混雑することがある通勤時間や帰宅時間になると、高層階の部屋に行くまでのエレベーターが混雑する可能性があります。■水圧が低いことがある物件の作りにもよりますが、高層階の物件の中には、低層階と比べて水圧が低いことがあります。シャワーや水道の勢いが少なく、使い心地が悪いことがあります。■人によってはめまいや頭痛がすることがある高層階の物件は、強風の際などに微弱に揺れることがあります。すると、敏感な人の中にはめまいや頭痛を感じるケースがあります。■建物の入り口から自室までの距離が長い高層階の物件は、建物の入り口から自室までの距離が長くなります。高齢者や足腰を痛めている人にとっては、これを負担と感じる可能性があります。


低層階のメリット


低層階の暮らしは、タワーマンションならではの恩恵を受けにくい印象を持つ人もいるかもしれません。低層階にすむメリットとは何なのでしょうか?■高層階と比べて価格が低い低層階の物件は、高層階の物件と比べて価格が低いため、金銭的な負担が少ないといえます。■建物の入り口から自室までの距離が近い低層階の物件は、建物の入り口から自室までの距離が短くなるため、年齢を重ねてからも住みやすいといえます。■1階の場合、専用庭がある物件もある1階の物件の場合、専用庭がある物件もあります。マンションにはなかなかない専用庭を手に入れることができるのは、メリットといえます。■1階の場合、下の住人を気にすることなく生活することができる1階の物件は、下に住人がいないため、騒音を気にすることなく生活ができます。■エレベーターの混雑を気にする必要がない低層階はエレベーターを使用する頻度が少なくなるため、エレベーターの混雑に巻き込まれる心配も少なくなります。


低層階のデメリット


お手頃にタワーマンションでの生活ができる上に、使い勝手も良い低層階の物件ですが、デメリットもいくつかあります。■日当たりが悪いことがある低層階の物件の中には、日当たりが悪いケースもあります。■眺望が良くない低層階の物件は、高層階の部屋と比べて眺望が良くありません。■セキュリティの心配が増える低層階の部屋は、高層階と比べてセキュリティ面での心配が多くなります。空き巣などの被害も増える傾向にあります。■通行音が気になることがある物件によっては、上の住人や部屋の前、エントランスなどを通る人の通行音が気になることがあります。

 
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