子供が小さいうちは2LDKでも十分


子供が小さい時期はLDK以外に寝室と子供部屋の2LDKで十分生活ができます。子供が2人いても小さい時期はそれぞれに部屋が必要になることはあまりないので、子供のための部屋をひとつ設けておくだけで、十分快適に生活することができます。しかし、子供が大きくなってからのことを考えると、いずれは引越しを考えなければならない間取りとも言えるでしょう。


子供が小さい時期や同性の兄弟なら3LDK


子供(1人)が小さい時期に少しゆとりをもって生活をしたい人や、同性の兄弟を持つ4人家族の場合、3LDKの住宅が快適な生活にちょうど良いでしょう。広めの部屋を子供部屋として用意し、子供が2人の場合にはそこを兄弟で共有する形になります。その他に両親の寝室と来客のための部屋という間取りになります。子供が異性の兄弟の場合、それぞれの子供部屋が欲しくなりますが、たまにしかない来客者のための部屋を省いて、それぞれの子供部屋として使用することもできます。


4LDKならゆとりをもって暮らせる


4人家族であれば、4LDKの広さがあればゆとりを持って生活することができます。LDKと、両親の寝室・それぞれの子供部屋・来客者用の部屋を設ける形になります。

それぞれの部屋を確保できる上に、来客時の部屋もあるため、ゆとりのある生活ができます。


ライフスタイルに合わせた間取りが一番


子供が2人だから4部屋必要、といった数式はありません。一番重要なのは、ライフスタイルと間取りがマッチしているかどうかです。たとえば、子供が2人いる家庭であっても、子供達がほとんどの時間をリビングで過ごす仲の良い家族の場合、子供部屋といってもほとんど寝にいくためだけの場所になります。そういった場合、完全な個室ではなく、簡易的な仕切りのあるひとつの部屋を共有する形でも十分である可能性があります。また、来客がほとんどない家庭の場合、来客のために一部屋確保する必要はないかもしれません。反対に、子供部屋だけでなく両親が別々の寝室を設けたい場合には、その分部屋数が必要になるケースもあります。このように、人数と部屋数を型にはめて考えるのではなく、家族の希望やライフスタイルに合わせた間取りにすることが快適な生活につながります。


将来のことも考えた間取りを


大家族であっても、広い間取りであれば良いというわけではありません。子供それぞれに個室が必要な時期であっても、その状態がいつまでも続くわけではありません。現段階ではゆとりのある間取りに魅力を感じたとしても、子供はいずれ巣立つものであるため、いずれは部屋が余ってしまうことになるのです。将来の部屋の活用方法などを考えて、本当に必要な部屋数をしっかりと検討する必要があります。

 
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