海まで1分の南国リゾート!沖縄県での民泊(旅館業)申請の旅

カピバラ好き行政書士 石井くるみさんが民泊を始めとした宿泊関連ビジネスの最新情報を紹介します。沖縄にオープンした民泊を紹介します。(リビンマガジンBiz編集部)

撮影=筆者

先日、申請中の旅館業(民泊)の検査に立会うため、沖縄県へ出張してきました。

今回、旅館業申請を行ったのは、沖縄県の中部エリアに新築した2階建ての1軒家で、1つのグループに丸ごと貸切で利用することを想定している旅館業(民泊)施設です。本日は、沖縄の旅館業申請の旅をお伝えします。

沖縄といえば、琉球王国として独自の発展を遂げた文化芸能、沖縄ならではの食材や料理、そして、どこまでも澄んだ海と抜けるような青空が魅力的!外国人旅行者だけではなく、私たちの国内旅行でも非常に人気が高い観光地です。

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那覇市から1時間ほど車を走らせ、美しい海が広がる陸橋を超えた、離島の民家の中に今回の施設はあります。周辺にある民家がすべて1階建て(平屋)であるため、2階建でも存在感があります。

撮影=筆者

非対面・非接触型の無人運営を想定しており、玄関先には施設の出入状況の確認を行う「ビデオカメラ」と本人確認と鍵の受渡しを行うための「タブレット端末」が設置されています。

施設に到着したゲストは、まずは玄関先でタブレット端末を通じてオペレーターとのチェックイン手続き(本人確認)を行います。オペレーターは、ゲストが予約者本人であることが確認した上で、玄関扉の鍵の暗証番号を告げる仕組みです。

撮影=筆者

玄関を入り、1階には2階に続く階段と2つの寝室、浴室とトイレがあります。

浴室には洗濯機、乾燥機、広めのバスタブが設置されています。

撮影=筆者

眺めのよい2階にはリビング・ダイニングと、しっかり料理ができる広めのキッチンがあります。リビングの窓からは海を眺めることができます。

撮影=筆者

2階にも1つある寝室は、窓から海が臨めるので、3つある寝室の中で最も見晴らしが良いお部屋です。施設全体の定員は大人12名ですので、リビングには広めのダイニングテーブルとゆったりくつろげるソファも設置しています。

撮影=筆者

撮影=筆者

広い庭があることも、この施設の魅力です。庭先にはベンチやチェア、BBQの機材も揃っているので、大人数でBBQを楽しむことができます。

撮影=筆者

施設から海までの距離は、なんと徒歩1分です。かけ橋でつながっている「浜比嘉竜宮」には、女神「阿摩美久之墓(アマミチューの墓)」が祀られており、パワースポットとして人気を集めています。

撮影=筆者

今回の旅館業施設は、もともと近隣の方の協力を得て計画されたため、近隣トラブルもなく、スムーズに進めることができました。もちろん事前にあいさつには伺っていますが、民家の中で旅館業を行う場合は、建築前も、運営開始後も、近隣住民に十分に配慮することが大切です。

保健所検査も滞りなく終了し、営業許可証の交付を待つばかりです。旅行ニーズが見込める年末年始に営業スタートができるよう準備を進めていく予定です。

撮影=筆者

出張先では食事が楽しみです。かつおだしの利いた沖縄そばをいただきました。

南国ならではのゆるやかな空気感に癒される楽園・沖縄へ、この機会に出かけてみませんか?みなさまのお越しをお待ちしています。

 
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