不動産売却をしたら確定申告が必要なの?
■利益が出た場合不動産売却時に利益が出た場合には、「譲渡所得」に分類されるため、価格に応じて譲渡所得税を納めなければなりません。そのため、確定申告をする必要があるといえます。■損失がある場合売却時に損失がある場合には、確定申告をする必要性はありません。しかし、そのほかの所得などとあわせて損益通算をすることで、税金が安くなるなどの恩恵を受けることが出来る可能性もあるので、そのために確定申告をしてみるのも良いでしょう。
確定申告をする場合に必要なもの
譲渡所得が発生して確定申告をする場合には、「確定申告書B様式」「分離課税用の確定申告書」「譲渡所得の内訳書(確定申告書付表兼計算明細書)」などが必要になります。これらは税務署で取り寄せて、確定申告の時期になったら記入して提出することになります。それ以外に、「不動産売却時の売買契約書」「不動産購入時の売買契約書」「印紙税や仲介手数料などの領収書」などのコピーを用意して、添付書類として提出します。
確定申告のながれ
確定申告をする際の流れについても、みていきましょう。1、確定申告に必要なものを用意するまずは、上記で述べた必要書類をそろえます。2、確定申告の書類の記入確定申告の書類に記入していきます。記入の仕方については、自分で調べるのも良いですが、時期によっては地域ごとに記入方法についての相談窓口も開設されるので、心配な場合には相談窓口で記入方法を教えてもらうのも良いでしょう。3、確定申告の書類を提出する確定申告の時期になったら、書類を提出します。
インターネットで確定申告をするのもOK
忙しくて税務署に訪れる時間が確保できない人は、インターネット上で確定申告をすることができます。e-Taxというサービスを利用することで、税務署に出向くことなく、自宅や仕事先で確定申告を完了させることができます。詳しくは、国税局の「確定申告等作成コーナー」を確認してみてください。