自分が持っている中古マンションを手放したい、と考えているなら、できれば高く売りたいものです。
ここでは高く売れるマンションの評価の基準について、紹介していきたいと思います。
評価の基準とは、個人で中古マンションを購入する人向けの評価基準と、不動産業者や金融機関向けの評価基準です。個人で中古マンションを購入する場合の評価基準は、何点かあります。
まず、マンションから駅や会社までの通勤時間が丁度いいか、という立地についての点です。折角いいマンションを購入しても、通勤時間が長くてはマンションで生活する時間は減ってしまいます。その為、通勤時間や距離は少なければ少ないほど、評価は高くなります。
ファミリー向けの間取りが多いマンションの場合、ファミリーが利用するバラエティ豊かなお店や商業施設が多いエリアにあった方が、評価は高くなります。子供がいる家庭の場合は、学校・公園・公共施設・書店など、教育に関係する施設がマンション近くにあれば、アピールポイントとなります。
ファミリーでも女性一人でも安心して住めるかという評価基準です。これは、治安の良さでアピールできるからです。できれば徒歩10分圏内に、交番や警察署があることが理想ですが、最近では治安の安心ではなく、自然災害が少ないという安心を求める人も増えています。
経済性が高いかという評価基準ですが、マンションを購入しても住まずに他人に貸すということもあるので、貸せるような魅力ある物件なのかという基準になります。
他には、丈夫で長く持つか、日当たりや風通しは良いか、間取りなど使い勝手がいいかなどの評価基準があります。この3つは基本的なことではありますが、長い期間住む場合には重要なウェイトを占めるので、高い評価が付けば、高く売れる可能性があります。なお、不動産業者や金融機関向けの評価基準は、専門用語ばかりなので、不動産のプロに確認してもらうことをおすすめします。