住み替えなどで家を売却する時に、必要になる書類は様々な種類があります。
ここでは書類の必要性や意味について、請求方法について、確認しておきましょう。
売却する時の最初に必要になる書類は、土地と建物の登記簿謄本、購入時の売買契約書、重要事項説明書、土地の測量図、家の図面・仕様書などがあります。登記簿謄本は、土地や建物の権利関係が示されている書類で、別名登記事項証明書とも言います。管轄の法務局で窓口・郵送・インターネットで請求することが可能です。売買契約書・重要事項説明書は売り家を購入した時に交わしたもので、自宅に保管されているので探しておきます。土地の測量図は土地の面積が記載されている図面で、管轄の登記所で取得できます。なお土地によっては測量図がないケースもあるので注意しておきましょう。測量図の請求は登記所の窓口か、インターネットで請求することができます。こういった書類は家の査定をする時に、きちんと用意しておけば、スムーズに手続きが進行するので、早く査定を済ませたいなら早急に用意しておくことをおすすめします。
次に家を売る際の引き渡しに必要な書類があります。こちらの書類は不動産屋さんが教えてくれるので、お任せしても大丈夫ですが、自分で手続きできるものもあります。必要な書類は、所有権の移転登記をする為に必要な登記済権利証、税額や納付状況を確認する固定資産税の評価証明書と固定資産税納付書、実印と印鑑証明、住宅ローンを組んでいる場合に家が担保となっているので、それを解除する抵当権抹消書類です。抵当権抹消書類は、管轄法務局の窓口か、インターネットからダウンロードできるので、自分で手続きをすることができます。その他に境界確定測量図、物件状況確認書、登記簿住所と現在の住所が違う場合は住民票、振込みしてもらう銀行の通帳が必要になります。その他、不動産会社から指示された書類があれば、全て準備して、家の売却を進めていきましょう。