不動産を売却する理由は人それぞれ
一戸建てやマンションなどの不動産を売却する際には、新たな住居の購入のためや仕事の転勤など、人によってさまざまな理由があります。そんな売却についての理由を買い手となる人は知りたいと考えるものでしょうか。実際のところ、売り主がどういった理由で不動産を売却するかによってその物件の価値が見えてくる部分がありますし、高額となる不動産を購入するのですから、さまざまな情報をもとに『買うか？買わないか？』を判断したいと願うのが普通ではないでしょうか。しかしプライベートな理由であればあるほど、売り主は隠したいと考えてしまいます。また物件のイメージがマイナスとなる情報もできれば隠したい・・・。そこで不動産を売却する際に伝えるべき理由にはどんなものがあるかご紹介していきます。
売却理由をピックアップしてご紹介！
買い手となる人に伝えるべき売却する理由をピックアップしてご紹介していきます。■プラスの印象となりやすい売却理由『仕事での転勤』仕事で転勤するための売却であれば、悪いイメージはありません。『家族が増えるから』高齢となった両親との同居のためなど、やむを得ぬ事情であれば買い手に嫌がる理由はありません。『新しい家を建てる』むしろ羨ましいと感じますね。『子どもの独立』子どもが成長して家を出たので、広さを持て余しているなどの場合。微笑ましい話ですので伝えても問題はありません。『親からの相続』マイホームがすでにあって、相続で不動産を手に入れた人もいるでしょう。■マイナスの印象となりやすい売却理由『離婚など夫婦関係』縁起を気にする人はマイナスに。さほど気にしない人も多くいます。『住宅ローンの返済が厳しい』これも気にする人と気にしない人でわかれますね。『物件に欠陥や不具合がある』黙っておくと損害賠償にもつながります。言いたくないという問題以前に必ず伝えましょう。『周辺環境が悪いため』これも黙っておくと後々トラブルに。『事故物件となった』自殺や殺人事件などがあった場合には隠しておきたい気持ちはわかります。しかし、やはり損害賠償に発展する可能性があるため必ず伝えておきましょう。
結論はズバリ！正直に言ったほうが良い
さまざまな売却理由をピックアップしてご紹介しました。まず結論をズバリ言うと『基本は正直に伝えたほうが良い』ということ。理由を伝えるとプラスとなることもマイナスも、後々のトラブルとならないためにも隠さず正直に伝えるのが良いでしょう。しかし、物件に関係ない“離婚”などのプライベートなことは伝えなくても大丈夫な場合もあります。もしも伝える必要があることと、伝えなくてもいいことの判断に迷ったら不動産会社の担当者に相談することをオススメします。
