売却したいマンションが売れない・・・。
相場よりも販売価格を下げてはみたものの『マンションが売れない・・・』と嘆いている人へ。買い手となる人から問い合わせもなく売れる気配がなければ、さらに価格を下げて様子を見るのも確かにアリでしょう。しかし相場よりも安くしたのに売れる気配がないときは、いま一度じっくりと物件について見直すべきかもしれません。とくに問い合わせもあり内覧希望者がいても売れない場合には、立地条件や価格帯には問題はなく、物件の魅力が足らないことが原因なのかもしれません。そこで問い合わせや内覧者はいるもののマンションが売れなくて困っている人へ、物件を魅力的に生まれ変わらせる、おすすめのリフォーム術をご紹介していきます。
細かいリフォームよりも大胆に!
ひとえにリフォームと言ってもやることはさまざま。細部まですべてリフォームすれば新築と同じような物件に生まれ変わりますが、とうぜん多くの費用がかかってしまいます。そして、費用がかかったからといって、売却金額を上げることになってしまっては本末転倒。つまり、相場を考慮しつつ限られた予算内でリフォームするべきポイントを絞る必要があります。その際におすすめなのは細かいリフォームよりも大胆におこなうこと。とくにマンションは一戸建てと比べて柱が少なく、移動ができないコンクリートの構造壁など以外は自由度が高いのが特徴です。そして古いタイプのマンションに多いのが、和室にリビングにダイニングと細かく部屋がわかれている場合。そういった場合は部屋の間仕切りをなくし、広いリビングダイニングにするとイメージがガラリと変わります。また入居してからだと部屋の間取りはなかなか変更できないので、最初から人気の間取りにして売り出すとイメージアップにつながります。
好印象につながりやすい水まわりリフォーム
先にご紹介した間取り以外に好印象につながりやすいのが、水まわりのリフォーム。基本的に水まわりは清掃しても汚れが落ちにくいため、中古なりの使用感がどうしても残ってしまいます。そこで浴槽やトイレに洗面台などの水まわりだけでも新品にすると、マンション全体が清潔感に溢れた雰囲気となり好印象につながります。