トラブルを未然に防ぐ!売買契約書とは?
マイホームや土地といった不動産を売買する際には、買い主と売買契約書を交わして売却を進めていきます。その売買契約書のなかには、いろいろな条項や取引の際の事項が記載されています。そういったことからも理解できる通り売買契約書は重要書類であり、高額となる不動産取引ではトラブルを未然に防ぐためにも、必ず細部まで確認することが大切です。そこで売買契約書でチェックするべきポイントの一部をご紹介していきます。
チェックするべきポイント!その1
不動産売却でのトラブルを未然に防ぐためのポイントをご紹介していきます。■土地の範囲をチェック!意外にもトラブルになりがちなのが、売買する土地の面積と範囲です。買い主が購入する土地と売り主の土地が間違っていれば大問題です。必ず売買契約書と登記簿謄本などを見比べて地番が間違っていないかチェックしておきましょう。また土地の境界線などに買い主と売り主の思い違いがあっては困るので、地積測量図などを売買契約書に添付しておくと良いでしょう。■瑕疵担保責任の期間をチェック!瑕疵担保責任とは売却した不動産に不具合や欠陥が見つかった場合に、売り主が責任をもって保証する制度。民法で定められた責任であり、保証する期間を契約書のなかに盛り込むのが一般的です。売り主が個人の場合は、保証期間は3カ月と定めることが多いです。仲介を不動産会社にお願いする場合には、きちんと契約書に盛り込まれているはずですが、人任せにせず必ず保証期間が明記されているかをチェックしておきましょう。
チェックするべきポイント!その2
続いても不動産売却でのトラブルを未然に防ぐためのポイントをご紹介。■内訳価格をチェック!土地と建物を一体で売却するときには、契約書に記載された内訳価格を必ずチェックしましょう。理由としては建物と土地では税金が異なるためです。必ず仲介の不動産会社を通して確認しておきましょう。■売買代金や手付金等の額をチェック!こちらも売買契約書に明記されてあるので、しっかりと確認しておきましょう。金額にかかわることなので重要であり、仮に後から間違っていると気付いても手遅れです。支払日なども忘れずにチェックしておきましょう。
トラブルを未然に防ぐために!まとめ
トラブルを未然に防ぐために大切なポイントをご紹介しました。しかし、これはあくまでも一例。売買契約書にはさまざまな契約内容が書かれています。もしわからない部分があればトラブルにならないためにも、不動産会社や宅地建物取引士に必ず相談しましょう。