売れる時期を見極めることの大切さとは?
買い手が欲しいと思ったときが、もっとも売れるチャンス。買い手がたくさん増える時期や季節といったシーズンがわかれば、理想的な価格で売れる可能性が一気に高まります。たとえばどういうことかと、花粉が飛ぶシーズンであれば、花粉対策グッズの鼻炎スプレーや防塵マスクを販売すれば飛ぶように売れます。しかし逆に冬に使う防寒グッズを、夏の暑い時期に販売してもほとんど売れません。この法則はモノに限ったことではなく、不動産でも同じことが言えます。むしろ高額となる不動産こそ簡単に売れるわけではないので、売れる時期やシーズンを見極めることがとても重要となってきます。そこで不動産が売れやすい時期などを、詳しくご紹介していきます。
不動産市場のハイシーズンっていつ?
不動産市場が活発になるハイシーズンは、子どもが入学前(入園)や人事異動に就職など人が動く時期だとされています。また、年始に入居を考える人も多いようです。そのため、カレンダーで言うと1月から3月、もしくは9月から11月が不動産市場のハイシーズンと言われています。この時期に売却すれば価格が必ずしも高くなるとは限りませんが、少なくとも多くの人の目に留まる可能性があります。しかし現在ではインターネットの普及もあって、不動産がいつでも気軽に探せるようになったことから、通年にわたり売却のチャンスがあるとされています。売却にピッタリのシーズンは基本的には年度末ですが、売りたいと考えたらいつでも不動産会社に相談するのが良いでしょう。
こんな要素もある不動産のシーズンとは
一般的には年度末などが不動産市場のハイシーズンでしたが、それ以外にもさまざまな要素があるのでご紹介していきます。まずは賃貸更新。先ほどご紹介したハイシーズンとほぼ重なるため、考慮することはあまりありませんが覚えておくとよいでしょう。また税金などの税制改正がある4月も、改正された内容次第ですが売却に有利に働く場合があります。また時期は特定しにくいですが、住宅ローン金利が上がる直前が売れやすいため、あらかじめ情報を見極めて予測をしておくと良いでしょう。