転勤や家庭の事情で急に引っ越し・・・
勤めている会社をやめて転職したり人事異動で転勤になったり、やむを得ず家庭の事情で急に引っ越すことになった場合。自分だけ単身赴任や別居といった方法も考えられますが、購入したマイホームをどうしても手放さなければいけない状況になることもあるでしょう。一般的な不動産の売却であればゆっくりと時間をかけて段取りもできますが、引っ越しが決まってからの売却は何かとドタバタしてしまいがちです・・・。不動産は価値のあるものですから、時間がなくても焦らずしっかりとポイントをおさえて失敗しないように心がけましょう。そこでマイホームなどの不動産を急遽売却しなければいけないときの、気をつけたいことやポイントなどをご紹介していきます。
不動産会社をしっかりと選ぶことが大切!
急いで売却する場合に限ったことではないかもしれませんが、まず大切なのが信頼できる不動産会社を選ぶことです。引っ越しの段取りや次の住まいを探したりと、急遽決まったことなのでやるべきことはたくさん。売却以外にも時間がかかるため、売ることだけに集中することは不可能です。そこで売却をお任せするのが、仲介してくれる不動産会社です。不動産会社がしっかりとしていれば、引っ越しや次の住まいの準備に集中できます。また不動産会社も一社ではなく、時間が許す限り数社に査定を依頼するのがベストです。しかし引っ越し先が遠方の場合は何度も足を運ぶのも大変なので、査定価格が高いことだけで判断しないことが大切。たとえば担当者が親身になって相談にのってくれたり、気軽に電話やメールなどでも質問ができるといったポイントもチェックして不動産会社を決めましょう。
物件が売れないことも考えておこう!
信頼できる不動産会社を選んだとしても、売却する不動産に買い手がつかない場合もあります。そのため引っ越しや新居の準備で忙しいですが、物件が売れないことも考えておきましょう。その際に利用したいのが、不動産会社に買い取ってもらえる「買い取り制度」。一定の期間に売れなければ不動産会社が買い取ってくれるといったサービスで、「買い取り保証サービス」や「買い取り制度付き仲介方式」とも呼ばれています。ただし、確実に不動産を売却できますが、仲介に比べるとだいたい7~8割ほどの買取額となってしまいます。