基本は時間をかけて焦らないこと!
まずマイホームなどの不動産を売却する際の基本は、焦らず時間をかけることが大切です。不動産会社や買い手と時間をかけて交渉し、じっくりと考えて行動することが少しでも高値で売るためのポイント。と頭でわかっていても、どうしても所有している不動産を早く売りたいときってありますよね。たとえば家を買い換える予定で売却し、残債のある住宅ローンの返済・借り換えを行いたい場合や、売却したお金を次の新居の購入資金に充てたい場合など理由はさまざま。そこで「時間がない!マイホームを早く売らなきゃ!」という悩みにお答えするために、急いでマイホームを売却して現金化する方法をご紹介していきます。
早く売却したいときの方法とは
一般的に不動産を売却する場合には希望の売却価格の設定をして、買い手を探すことに時間をかけます。基本的には不動産会社に媒介をお願いして、売りに出すマイホームをホームページや広告などに掲載してもらい販売をおこないます。まず基本的な流れを説明すると・・・マイホームを売りたいと考える→不動産会社にお願いする→不動産会社と打ち合わせをして販売価格を決定→広告などに掲載し買い手を探す→買い手が見つかり交渉する→買い手が決まる→買い手と売り手が書類などを準備→契約が成立→最後は買い手が入金
と、パッと見ただけでも工程が多く売却に時間がかかります。そこで早く売りたい場合の方法として、不動産会社に直接マイホームを買い取ってもらえる「買い取り制度」があります。
メリット・デメリットはあるの?
マイホームを不動産会社に直接買い取ってもらえる「買い取り制度」。メリットとしてはやはり、早く売りたい人にはピッタリの制度ということ。そして広告宣伝費もかからずプライバシーも守れます。また直接買い取ってもらえるため仲介手数料も必要ありません。他にも転売時の瑕疵担保責任は不動産会社が負うので、売った後も安心というメリットもあります。一方のデメリットは時間をかけないため、仲介で販売する価格よりも査定価格が低くなってしまいがちということ。ただし、不動産会社によって査定価格が結構変わるため、ココだけは焦らずに複数の会社で見積もりをしましょう。