ずっと気になっている売れ残った新築一戸建
前を通るたびにずっと気になっている、新しくできた分譲住宅のなかの売れ残った新築一戸建。販売価格もグッと下がり、金額的にはとてもお買い得な物件があったら買う?買わない?そんな迷っているアナタの疑問にお答えするため、買うときのポイントをご紹介します。もちろん周囲の新築物件は売れていて、その物件だけが売れないのには理由があります。しっかりとポイントをおさえて見極め、失敗のないマイホームを手に入れましょう!
一戸建をチェックするときの基本的なポイント
売れ残っている物件に限らず、一戸建をチェックするときの基本的なポイントを見ていきましょう。まずは新築物件とはいえ、施工不良がないかを必ずチェックしましょう。テレビなどでもビー玉を転がしていますが、建物が傾いていないかは自分でも簡単に調べることができます。水平器などを購入するのが一般的ですが、今はスマホに搭載されたセンサーでも測定可能に。水平を測定するアプリをダウンロードして床や壁、柱などの傾きを徹底的にチェックしましょう。また断熱材や構造材などがしっかりと施工されているかを、屋根裏や床下などから確認しましょう。そこまで確認させてもらえなかったり、そもそも建物を見極めることに自信がないという方はホームインスペクターに住宅診断をお願いしましょう。調査してもらうのにある程度の金額はかかりますが、高額な物件を購入してから失敗するよりも安く済みます。
周囲の環境を徹底的にチェック!
物件の施工自体に問題がなければ、売れ残っている原因は周囲の環境にあるかもしれません。周囲の分譲住宅が売れているのであれば可能性は少ないですが、たとえば家の窓から気になる葬儀場などの施設が見えたりする場合があります。また周囲の「におい」もチェックしておきましょう。工場や下水などからにおいが流れてきていないかを確認しましょう。風向きの違う日を選び、何度も一日を通して徹底的に調べることが大切です。自動車の排気ガスが気になる人は、周辺の交通量なども合わせて確認しておくといいですね。そして総合的にマイナスポイントがなければ、売れ残っている家はとてもお買い得なマイホームとなるでしょう。