こんにちは。マダムKです。

前回は子育てママの土地選びポイントとして、<治安の良さ>それを調べるための

犯罪情報マップ>について書きました。

実は、もう一つ、皆様に土地選びで参考にしていただきたいマップがあります。

それは<ハザードマップ>です。

ハザードマップとは洪水、土砂災害、津波等の

自然災害がおこった場合の被害範囲を地図化したもので、避難経路や避難場所が

地図上に表示されています。

国土交通省のハザードマップポータルサイト内、

わがまちハザードマップ」では

日本全国のハザードマップをチェックすることができます。

都道府県から市区町村へと場所を指定すると、

洪水・内水・高潮・津波・土砂災害・火山

の6つに分かれたハザードマップがリンク先で見られるようになっています。

もし住む町がある程度決まっている場合は、

その市町村のサイトを見ることをお勧めします。

上記6つのマップ以外にも、

・地震の揺れやすさマップ、

・液状化予測マップ等、

・それぞれの市町村で予想されうる防災マップ

が公開されているからです。

近年、台風の大型化やゲリラ豪雨による洪水・土砂崩れ等、

自然災害が増大していると思われる方は多いのではないでしょうか。

安全な土地を選ぶという観点から、

事前にハザードマップをチェックすることは欠かせないと思っています。

実際、私も家購入にあたり土地を何か所か見に行きましたが、

川や崖の近く、また切り立った土地などは、

万が一のことを考えると怖くて購入できませんでした。

そして、現在住んでいる土地を購入の際は、

ハザードマップを確認し、問題ないだろうという結論をもって、

最終的な購入を決定しました。

今年の夏の終わり、大雨で私の住んでいる地区を流れる川が

氾濫危険水域に達するという事態がおきました。

引っ越して以来初めて、土砂災害警戒情報が発令され、

避難準備情報が出されました。

その時、自分の住んでいる場所が果たして

避難すべき対象地域なのか

瞬時に判断することができませんでした。

土地選びの時以来、改めてハザードマップで

その川が氾濫した場合の浸水想定区域を確認し、

結局家にいることに決めました。

いつ起こるかもわからない自然災害。

災害のリスクを減らし、災害の範囲を想定し備えるためにも、

ぜひ購入候補となる土地を見つけた場合は

ハザードマップでその土地がどういう場所であるかを

確認していただきたいと思います。

土地を買いたい方は、このような観点から場所を選ぶといいでしょうし、

価格交渉の材料にも使えると思います。

一方、今土地を売りたい方や、将来的に自宅を売りに出す可能性のある方は、

周囲の物件と比べて売値が上下する可能性があることを、

頭に入れておくと、価格に納得感がでてくることでしょう。

 
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