はじめまして。
ファイナンシャルプランナー事務所、FPサテライトの町田萌と申します。
ご縁をいただきまして、こちらのコラムを執筆することとなりました。
よろしくお願いいたします。
本日は自己紹介も兼ねて、私が宅建に合格したことで得た知見を共有したいと思います。
FPの資格取得で得ていた不動産の知識
私は、不動産業界での経験はありませんが、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていたので不動産の知識は0ではありませんでした。
ファイナンシャルプランナーにも、科目のひとつに不動産の分野があり、不動産についてある程度体系的な勉強をします。
しかし、最終的には資産運用に対する知識を身につけるという位置づけが強い印象を受けます。
特に上級になってくると、収益性不動産の利益を計算するような問題も出題されます。
宅建の勉強で得られるもの
宅建は、法律の試験なので、不動産に関わる法律を体系的に勉強します。
不動産の知識はもとより、各種法律の考え方などが理解できるようになります。
不動産業界の方が宅建の勉強を始めた時には、業務に関わる宅建業法などは理解できても、民法がわからない、難しい・・・そう感じる方が多いようです。
そういった意味でも、宅建を学ぶ価値はあるのだと思いました。
宅建に合格してどうなったか
ファイナンシャルプランナーの知識でも、不動産に関する情報を見たときに、単語の意味を理解することはできました。
宅建を取得してからは、不動産に関する情報を見ると、単語の意味だけでなく、法律の考え方も理解できるようになり、得られる情報の幅が広がりました。
理解ができるようになると、情報を得るのも楽しくなってきます。
学ぶことに意味がある
私は運良く試験に合格することができましたので、『宅建試験に合格して見える世界』とタイトルをつけましたが、合否よりも、まず学ぶことが大切だと思います。
その資格での考え方を学ぶことで、知見が広がります。
私は昔、日商簿記1級の勉強をしたことがあります。
合格には至りませんでしたが、学んだことが役に立つ場面は今でもあります。
不動産には、民法が大きく関わってきます。
ですので、宅建とまではいかなくとも、民法について学ぶと、情報収集の質も上がってくるかもしれません。