11月15日は「予防争族(相続)を考える日」

【調査】不動産の終活

3人に1人が所有不動産は相続せず、生前に「売りたい」!

86.9%が「うちの家族は争族(相続争い)しない」と思う

不動産関連の比較査定サイト「リビンマッチ」を運営するリビン・テクノロジーズ株式会社は、11月15日の「予防争族(相続)を考える日」(税理士法人アプト会計事務所小諸事務所制定)に合わせて、「リビンマッチ」を利用した、不動産を所有する50歳以上の男女全国175人を対象に「不動産の終活」について調査しました。

【調査結果サマリー】

ポイント1 「終活」の認知度は83.4%。

                  終活はいずれしなければならないと思っている71.4%。

ポイント2 所有不動産は生前に「売却」したい33.7%!

ポイント3 うちの家族は争族しない86.9%。

                  なぜなら、そこまでの資産がないから50.7%。

「50歳以上で『終活している』人はわずか1割」

不動産を所有する50歳以上の人に、所有不動産の種類をたずねました。最も多かったのは『自宅(戸建て)』(65.7%)で、以下『土地』(27.4%)、『自宅(マンション)』(24.0%)、『農地』(7.4%)、『区分マンション』(5.7%)、『山林』(5.1%)、『駐車場』(4.6%)、『1棟アパート』(4.0%)、『ビル』(1.1%)とつづきました。

10年程前から“終活”という言葉を耳にするようになりましたが、認知度はどれくらいあるのでしょうか?『知っている』(83.4%)、『聞いたことがあるが、よくわからない』(10.9%)、『知らない』(5.7%)となり、非常に認知度が高いことがわかりました。

つぎに、“終活”についてどう思っているかたずねました。『いずれしなければならないと思っている』人が71.4%と多く占め、『するつもりはない』(11.4%)、『わからない』(6.9%)となり、『既にしている』人も10.3%いました。

「所有不動産は相続せず、生前に『売りたい』3割超!」

所有不動産に対し、どのような“終活”をしているのでしょうか?『特にまだ考えていない』(40.0%)や『検討中』(22.9%)で6割超占める中、『売却する』が33.7%おり、他界する前に処分したいと考えている人が、アンケート回答者の1/3いることがわかりました。また、『法定相続する』(8.6%)、『生前相続する』(4.6%)、『遺言書を書いた』(1.7%)、『共有名義を解消する』(0.6%)という回答もありました。

「『うちに限って争族はない』と思う理由は、『そこまでの資産がないから』半数」

では、「もし、遺言書を残さなかったら、あなたの死後に家族は争族(相続争い)すると思うか」たずねてみました。『すると思う』(13.1%)に対し、『しないと思う』(86.9%)となり、ほとんどの人が穏やかに相続できると思っていることがわかりました。

なぜ争族(相続争い)しないと思うのか理由をたずねました。『そこまでの資産がない』(50.7%)が最多で、『争う人がいない』(35.5%)、『家族の仲が良いので、うちに限ってない』(15.1%)、『遺言書は書いてないが、遺志は伝えてある』(10.5%)となり、中には『1億円を超える資産があるので、対策済み』(0.7%)という回答もありました。

遺産をどう相続するかは、残された家族にとって重要なことです。実際に、分割の難しい不動産の相続で被相続人の意見が別れ、相続になってしまう話を耳にします。相続によるいざこざで家族の関係が悪くならないためにも、一度“終活”について考えてみてはいかがでしょうか。

<調査概要>

■調査期間:2019年9月25日~10月15日

■調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)

■集計数:「リビンマッチ」を利用した、不動産を所有する50歳以上の男女全国175人

     (内訳 50代:75人、60代:71人、70代以上:29人)

※本リリース内容の転載にあたりましては、「リビンマッチ調べ」という表記をお使いいただけますようお願いいたします。

 
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