昨今、自分の特技を生かして自宅で子育てをしながら開業する女性が増えているそうです。自宅を1部オープンスペースとし、お料理やお菓子、アロマやヨガのほか、子育てに関しての勉強会や心理学講座、開業講座などその幅は実に広く、女性の活躍できる「カタチ」がこの数年でずいぶん変化しましたよね。
しかし、人を集めるにしてもオープンスペースを設けるためには場所も重要なんです。
戸建て、賃貸、分譲の3ついづれも開業は可能なのでしょうか?
☆自宅開業の場合
自宅で開業する場合、特に自宅が商業利用されていても大きな制約はありません。家族の理解があれば玄関から続くリビングを一部開放すれば教室や集まりの開催は可能でしょう。
しかし、駅から遠い場合や住宅地の真ん中などで自宅前への路上駐車などの可能性もありますので、生徒さんがアクセスしやすいような環境も必要です。
☆賃貸住宅の場合
賃貸の場合は、その場所が商業利用可能であるかどうか不動産屋さんに確認が必要です。人の出入りが多くなるので、近隣の方への理解も必要ですね。
契約時に住居専用とされているのにもかかわらず、とつぜん開業してしまわないように気をつけましょう。将来的に検討している場合は、事業用と住居用が混在しているようなマンションを不動産屋さんが紹介してくれる、なんてことも。
☆分譲マンションの場合
分譲マンションの場合は、組合の規約を確認しましょう。住居専用とされていて、開業ができないケースも多々あります。
もうすでにマンションに住んでいる場合でも、お子さんのタイミングなどが揃えば戸建へ買い替えをしてしまうのも手ですね。お子さんのお部屋も確保できますし、お母さんがお教室を開いている間、自分の部屋で遊ぶこともできます。子育てをするママにとっても、おかえりと迎えることもできて、自分の空間を自分の世界にも色づけできる開業はとても魅力的ですね。在宅で働く可能性を実現するために、住居選びも慎重に行いましょう。