家を買うときには、予算や立地を検討した結果、中古も視野にされる方も多いことでしょう。大方、家を買うきっかけはライフステージが大きく変化する時や、両親の介護、転勤などの外部からやってくる要因もきっかけになるもの。
生活するための様々な条件を絞っていき、たどり着いたのが多少の妥協でおさまる程度なら良いのですが、セキュリティの優先順位は下げないほうがベター。実際起きた空き巣のケースをもとに考えていきます。
お盆休みor年末に急増する空き巣の手口
親戚の方の話です。
11月の末から12月上旬の末に、一斉に空き巣に入られてしまいました。その手口たるや昔からある方法で、一瞬家主が外出した、ほんの1時間から2時間の間にリビングの鍵を割られ、侵入し物色、そのまま立ち去るというものでした。
その地域は新築住宅も多くある地域なのですが、新築の家はすっ飛ばし、入られたのは全て築20年以上経った古い家ばかり。昔の家の構造に詳しい犯人の特徴もあったのかもしれませんが、よくよく現場を見ると確かに死角も多くありました。
もし鉢合わせしていたらと考えるだけで「ぞっ」としますね。
戸建て住宅については、マンションのようなセキュリティ面について弱いところもあり、それぞれのご家庭での対策が必要になります。最近では補助鍵の種類なども増えて、スマートフォンによる遠隔操作可能なインターフォンも市場に出回るようになりました。しかし、そんな最新鋭の器具を取り付けても、何かあったら誰かが駆けつけてくれるわけでもない。特に残業の多いご主人がいるファミリーは不安なもの。中古物件を購入する際、もしくは新築戸建てを購入する際はあらかじめセキュリティシステムを導入することがおすすめ。
そうすることにより、長期外出の際には安心して自宅を離れることができますし、高齢者の1人住まいなどにも適した付帯サービスがあるので、家族が安心して暮らすことができます。
空き巣や居あきなど、防犯について今一度考えて、購入の際の導入を検討してみませんか。