老後、住まいに暮らし続けて余生を楽しい毎日にするのは、資金が要。しかし、生活費をまかなう以上に大きな病気などで大きな資金移動があれば、預貯金が底をついてしまいます。

そんな不安に対して最近高齢者の方の注目を集めているのが「リバースモーゲージ」です。

まずは最近はやりのこのローンの仕組みについてご紹介します。

リバースモーゲージとは

現在のご自身の住まいの住居に対して(関東及び関西の都市圏が主流)住宅を担保に査定額の50%~70%程度の資金を貸し出してくれる信託銀行のサービスです。この返済は借り入れ時の金利による利息分のみ返済(プランは銀行によって違います)していくもので、元本は返済後この住居の売却をもって相殺します。

 

利用する上でのメリット

この資金によってまとまった資金が調達できるので、まず、生活資金面でゆとりが生まれます。もう少し小さなマンションを購入することもできますし、現在の家に住みながら将来病気の治療などで必要となる資金を準備しておくこともできます。

売却して住み替えのほうが税金面で負担が軽くなることも

一方、現在住んでいる住居が手広く感じている場合、使用していない部屋などがある場合など、大きな家に住みながらもその敷地面積相応分の税金を負担するのは大変です。

この部分が軽減されれば、年間の生活費に回せる分も確保できることから、売却して今よりも小ぶりのマンションを購入するのも1つの方法です。

駅や病院、または独立されたお子さんの近所に検討も可能ですね。税金分も負担がへることでしょう。リバースモーゲージを利用している方は、固定資産税は残ってしまうので、新居地の税金とのダブル支払いが必要になってしまいます。



両者とも、様々なメリット、デメリットはありますが資金ありきな不動産計画、このリバースモーゲージの利用によってリノベーションも可能になるので売却以外にも修繕などにまわせる可能性もあります。


 
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