春から就職が決まって一人暮らしを始めることになった新社会人の皆さん、進学のために上京することになった学生のみなさん、
これから生活の基盤となる家探しが待っています。下見を重ねることが難しい、限られた情報で決断しなくてはいけない
はじめの家ですが、皆さんなにを重視して家探しをしているか、気になりますね。
通勤時間?
治安?
家賃?
それぞれどれも生活する上で重要ですが、これは転勤族でも同じ。
家さがしをする人が何を見ているのか、統計されたデータをもとに紹介していきます。
全体的にまず重視しているのは”物件のよさ”と”利便性”
国土交通省が平成22年に調査した”居住地域に関する意識調査”(http://tochi.mlit.go.jp/wp-content/uploads/2011/02/2010kyojuchiiki.pdf)
によれば、回答者がもっとも多く答えた「転居時に重視すること」の項目として
”物件のよさ”があげられました。やはりすめば都、を語るには自分の家がいかに住み心地がよく、生活にフィットしているのかが重要であるといえます。治安と行政サービスは並行した結果となりました。
単身世帯の物件選びは”都市部の中心部”を選ぶことが多く、治安や自然環境の多さよりもいかに路線に近く通勤に便利であるかを
重視していることが分かります。
子育て世帯と単身では意識が間逆
小学生以下の子供を養育している世帯のみの回答に絞れば、
「犯罪等に遭遇する危険が少ない」
という治安に特化して重視していることが分かります。公園などの遊び場が充実していたり、行政サービスが充実していたりと
いかに安全で、子育てしやすい場所であるかまず環境調査を行ってから物件選びをしていることが分かりますね。
引越し前にどの程度の治安かどうかを確認する方法があります。
メールけいしちょうhttp://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/joho/mail_info.htmlでは、お住まいの地域にニュースには分からない軽犯罪から不審者の情報までを発生の都度、ご自身の携帯やパソコンで配信されるサービスがあります。
また、発生状況を管轄内の警察ホームページで確認もできます。
単身層もファミリー層もご自身の気になる物件選びポイントを絞って、暮らしやすい住まい選びをしてくださいね。