土地勘のない場所に突然転勤!?
転勤族ファミリーにとってあらかじめ「次はこの辺りに引越しするんじゃない?」と分かっていたら良いのですが
家族にとっては想像もしない場所に引越しが決まる事も。
1ヶ月前に宣告される転勤辞令。業界によってはもっと早いケースも。そんな時家族は引越しの手配を含めて
”今探せる家”を探さなければいけません。 そんな時、見落とさないためにも何を焦点に探せばいいのか
整理していきましょう。
1通勤時間から考える
総務省統計局のデータによれば(http://www.stat.go.jp/data/jyutaku/2008/nihon/4_3.htm)
大都市圏に住む人々の通勤時間は30分~1時間の場合が最も多く、全体の4割を占めています。
勤務地起点に1時間圏内であれば始発駅である事もあり、座って通勤できて家賃相場も下がるメリットがあります。
2住居環境をチェック
土地勘のない場所に引っ越すのに必要なのが医療施設があるか、ないか、です。
特に夜間救急対応している病院が自宅から車やタクシーで10分圏内にあるかどうか
調べましょう。
3通勤時間帯の周辺環境も大切
警視庁の平成27年度の「侵入窃盗の傾向」によれば、
侵入窃盗した場所の全体の20%は戸建て住居、3階建て以下の住居(テラスハウス等アパート)
が20%となっています。
帰宅時間が遅い場合は、思わぬ侵入者と鉢合わせになる危険もあります。
家のまわりに侵入できるような死角や、侵入の足場になるような箇所はないか確認しましょう。
賃貸の場合は、あまりかかわりがない自治体(町内会等)の活動も、活動が活発な場合は
防犯にも力を入れています。高齢化している自治体も増加傾向にあるからです。
土地勘が不安で、情報があまりない場合は、自治体(町内会等)の活動について情報収集
してみるのも良いでしょう。
決断まで時間がなく、エリアを絞る必要がある場合は
まず治安面を優先的に選択肢を並べて検討しましょう。