資金計画を甘く考えると大変です

不動産の購入に必要な資金は、いくらあればよいでしょうか。物件の代金はもちろんですが、それ以外に最低200万円は必要と考えておいた方がよいでしょう。具体的には、不動産会社を通じて購入した場合は仲介手数料が必要です。金額は売買代金により異なります。たとえば2000万円の中古住宅を購入した場合の仲介手数料は66万円+消費税以下となります。司法書士には所有権移転や抵当権を設定する登記費用と報酬を支払います。この金額も物件や条件によりバラバラですが、数十万円が必要となるケースが多いです。住宅ローンを組む場合は銀行の保証料、事務手数料など。これは金融機関により様々ですのでネット検索で比較してみてください。融資金額や返済期間にもよりますが、数十万円かかる場合が一般的です。もちろん金融機関によってはお安くすむ場合もあります。しっかり比較検討することが望ましいと思います。住宅ローンを組む場合は火災保険へ加入することになります。保険料は内容により異なりますが、これも数十万円必要です。火災保険は最長10年の更新となります。また、地震保険に加入する場合は最長5年ごとの更新となり、その都度大きなお金が必要になります。しかし、自然災害に備えることは大切です。その他、売買契約書の印紙税、金消契約の印紙税、固定資産税、引っ越し代、リフォーム代なども資金計画に入れておく必要があります。かかる費用はたくさんありますので余裕のある資金計画を立てることを忘れないでください。

引っ越し後にかかる予備費を忘れないで

契約・決済が済むと、いよいよ新居での生活が始まる!と胸躍る気持ちになりますね。ここで気を付けたいのが、家具調度品の購入です。新居に合った家具をそろえたいところですが、必要なものから買い揃えてください。まず必要になるのが、カーテン。カーテンがないと外から丸見えですから、一番に準備する必要がありますね。窓の大きさや窓の数などに応じて、予算が大きく変わります。家電は必要に応じてそろえるようにしましょう。不動産取得税などのためにも、予備費はしっかり確保してくださいね。

 
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