名古屋の商業地上昇はリニア特需にあり? 住宅地は?


3月21日、2017年の地価公示が行われました。地価公表の結果など地価公示関連データは国土交通省の土地総合情報ライブラリーというホームページで閲覧できます。

地価公示関連データ内「第5表 都道府県別・用途別対前年平均変動率」によると、愛知県は商業地が前年比2.4%プラスで4年連続、住宅地が0.6%プラスで5年連続の上昇となりました。

商業地の上昇には、2027年開通予定のリニア中央新幹線特需が影響していると考えられます。リニア特需により名古屋駅周辺を中心として、ホテルの建設や再開発が進んでいます。住宅地の上昇には栄周辺のマンション建設が貢献しているでしょう。

愛知県以外の東海地区、静岡県、三重県、岐阜県は商業地・住宅地共に低下しており、リニア特需は愛知限定とみられています。

住宅地の地価上昇ランキング 名古屋版


国土省の土地総合情報ライブラリーで公開されている、平成29年地価公示・地価公示の関連データから、”(2)住宅地の変動率上位順位表(圏域別) 名古屋圏・住宅地”を引用しながら、東京の住宅地地価上昇ランキングをご紹介します。

(順位 都道府県 住所 平成28年公示価格 平成29年公示価格 変動率)

1位 愛知県 橦木町3丁目4番 44万円/m2 47万円/m2 6.8%

2位 愛知県 白壁4丁目89番 53万円/m2 56万5000円/m2 6.6%

3位 愛知県 荒田町2丁目15番 25万8000円/m2 27万2000円/m2 5.4%

4位 愛知県 砂田橋5丁目404番2 21万3000円/m2 22万4000円/m2 5.2%

5位 愛知県 大林町14丁目13番5 12万円/m2 12万6000円/m2 5%

6位 愛知県 山之手1丁目57番13 12万5000円/m2 13万1000円/m2 4.8%

7位 愛知県 南分町4丁目20番 23万1000円/m2 24万2000円/m2 4.8%

8位 愛知県 徳川町809番 29万5000円/m2 30万9000円/m2 4.7%

9位 愛知県 駒方町2丁目43番 25万3000円/m2 26万5000円/m2 4.7%

10位 愛知県 追分町1丁目167番 12万7000円/m2 13万3000円/m2 4.7%

出典

サイト名:(2)住宅地の変動率上位順位表(圏域別)

URL:http://tochi.mlit.go.jp/chika/kouji/2017/32.html

 
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