明日何があるかわからない世の中です。勤務先や学校先、自宅で第一報を受ける可能性と合わせて、恐ろしいのは「帰宅中にもしもの事態に遭遇すること」です。自然災害だけではなく、ここ数日は近隣諸国からの攻撃が発生する可能性もあります。帰宅難民のために今日できること。それは水や食料の備蓄はもちろん。もうひとつ大事なのは、「帰宅難民」の対策です。
1、「帰宅難民」のために今日できること
帰宅難民のために今日できること。1日ドアからドアへ1時間として、1日2時間を費やしている時間。どの道を通って、どれくらいの時間がかかるのかを元気なうちに確認しておきましょう。これを知っていることと、知らないのでは大きな違いがあります。このときのポイントは3つ。
(1)大きな道を通る
万が一の時に混雑するから、小さな道やショートカットを覚えようとする人がいますが、これはとても危険。自然災害の場合は倒壊物や火災で進行方向が遮断されてしまう恐れがあります。また、平時は明るい照明も、非常時は暗い道になってしまっている可能性があります。大きな道を中心にして、自宅と職場をつなぐようにしましょう。
(2)コンビニエンスストア
2011年の東日本大震災のときは、都心中のコンビニからおにぎりや総菜が消えたといわれています。ですがコンビニは明りになり、一時的な休息場所として機能します。情報の取得拠点としても役立つことでしょう。
2、トイレも大切
(3)トイレ
最も重要なのがトイレです。移動時間や季節によっては、トイレはとても必要なものになります。大きなトイレはYahoo!地図やGooglemapに掲載されているため、数kmに1か所確認するようにしましょう。これもまた、「安心感」に直結します。
(4)自転車
これはチェックするポイントではありませんが、「自転車」の存在はとても貴重です。10数キロ歩くのは何時間もかかるうえ、自動車はほぼ動けなくなると思っていいでしょう。実際に震災のときも、自転車を常備していた人は迅速に目的地につき、次の行動に移ることができました。
もちろん、何もないのが理想です。ただ、万が一「何か」があったときに迅速に動けるように、可能な準備はしておきたいものですね。