(画像=リビンマガジン Biz編集部撮影)
「主婦休みの日」は、日頃、家事を主に担当している主婦がリフレッシュするための日として、生活情報紙『リビング新聞』が2009(平成21)年に制定した記念日だ。日付は読者アンケートで決定され、1月25日、5月25日、9月25日の年3回が「主婦休みの日」となっている。
主婦への心遣いから始まった記念日である。しかし、年にたった3日の休みとは少なすぎるのではないか!
もちろん、家にいる時間が長い主婦は会社員と違う。「家事の合間にお茶を飲んだり、テレビを観たりできる!ずっと拘束されている会社員とはストレスや疲れは比べられない」。という声もあるかもしれない。
それでも小さい子どもがいれば、会社員よりずっと早い時間に起床し、週末も家事に子育てに息つく暇もなく生活している主婦は多いのだ。1年で3日ばかりの休みでは少ないことは、強調しておきたい。
そんな疲れ果てている主婦たちに、リフレッシュしてほしいと制定されたこの日。彼女たちはどのようにリフレッシュしているのであろうか?
どうやら、普段できない「一人お出かけ」が人気のようだ。
おしゃれなレストランやカフェに行って少しリッチなランチをしてみたり、映画館や美容院、エステなどまとまった時間が必要となる場所へ行ってみたりする人も多いようだ。また日帰りで温泉などプチ旅行に行く人や、買い物に出かける人もいる。しかし、主婦がゆっくり休むには家族の理解、協力が不可欠なことは言うまでもない。
夫の収入を抜く?主婦の不動産投資
不動産業界で有名な主婦がいる。いくつもの書籍を出しているカリスマ大家の鈴木ゆり子さんをご存知の方も多いかもしれない。彼女は専業主婦のかたわらで不動産投資を始め、今では年商5億円、年収1億円を超える「スーパー大家さん」と呼ばれている。
主婦ならではの視点で、物件の隅々まで綺麗に清掃を行き届け、内覧時のスリッパの色まで気にしているという。
競売などで訳あり物件を買い、デメリットをメリットに変えて売ることで大きな利益が得られるそうだ。
しかし誰もが鈴木さんのような大成功をおさめることは可能なのか?
主婦が不動産投資をするにあたり心配されることは、不動産に関する知識不足や、初期投資費用が準備できるかなど様々だ。
知識不足に関してはセミナーへの参加はもちろん、アドバイスしてもらえるプロのパートナーがいると心強いだろう。また初期投資費用については、夫の協力なしに収入ゼロの主婦が融資を受けるのは難しい。夫の協力を得て始めるか、密かに始めるなら、少額投資で高い利回りが期待できる「トランクルーム」や「バイク駐車場」などの現金投資から始めるのがいいだろう。
実際、鈴木さんのような成功者もいるので、しっかり知識を身につけ、決して他人任せにせず、女性目線で借り手に寄り添えばカリスマ大家も夢ではないかもしれない。