(画像=リビンマガジン Biz編集部撮影)
8月22日は、ノルウェーの画家である、エドヴァルド・ムンクの絵画作品『叫び』と『マドンナ』が盗まれた日だ。
2作品あわせた作品の価値は、約110億円。まさに国宝級の絵画であるムンクの2作品が盗まれたことは、ノルウェー中に大きな衝撃を与えた。
盗まれたのは2004年のこと。ノルウェーのオスロにある、ムンク博物館が開館中に銃を持った男たちによって2作品が奪われたのだ。その後、容疑者たちは逮捕されたものの、作品のありかはわからないままだった。
このまま失われてしまうのか…多くの人が気にやんでいた2年後の8月31日に、オスロ市内で二つの傑作はようやく発見された。かろうじて非常に悪い状態ではなかったものの、『叫び』は液体による損傷を受けてしまっていた。
ところで、ムンクの代表作である『叫び』は、実は5点あるのをご存知だろうか?
最初に制作されたのが1893年。油彩で描き、続いてパステル画を描いた。その後、1895年に再びパステル画を描き、リトグラフでも描いた。そして、5つ目は1910年にテンペラ画だった。つまり、5つの『叫び』は同じ構図で同じタイトルでありながら、様々な技法で描かれている。2004年に盗まれた『叫び』はテンペラ画。つまり、1910年に描かれた最後の『叫び』だったのだ。
賃貸物件のセキュリティ対策
マンションやアパートなど、賃貸物件の運用をする上で忘れてはいけないのが「セキュリティ」の問題だ。空き巣や強盗などの被害もさることながら、女性の借主はストーカー被害なども目立つため、賃貸物件における防犯対策は重要である。
対策としては、ピックングされにくい鍵を取り付けることはもちろん、カメラ付きインターフォンやオートロックシステムの導入、防犯カメラなど、犯罪行為を未然に防ぐための様々な対策方法を検討する必要がある。
また、賃貸物件用のホームセキュリティサービスもある。このサービスは、24時間、365日入居者の安全をオンラインで監視するというもので、住居への侵入があった時だけでなく、火災やガス漏れなどにも対応している。このような異常事態が発生した時は、入居者に連絡がいくと同時に、警備会社のガードマンが出動。必要に応じて110番や119番への連絡も行われる。
被害を未然に防ぐだけでなく、被害が起きた後も早急に対応できるセキリュティ導入を、検討してみてはいかがだろうか。
(敬称略)