(画像=リビンマガジン Biz編集部撮影)
「ガン支え合いの日」がん患者や家族を支援するNPO法人キャンサーリボンズが制定した。
北半球では夏至、南半球では冬至にあたる6月21日は太陽の動きが変わる節目の日だ。この自然の営みにおける節目の日に、ガンも人生の節目であるということと重ね合わせたという。最も長い昼、または夜を迎えているこの日、世界中でガンについて考え、語り合う時間を持って欲しいという願いが込められているそうだ。
NPO法人キャンサーリボンズでは毎年『がん支えあいの日』に、がん患者やその家族に向けたイベントをおこなっていく予定だという。
今日では、医療技術や治療薬などの進歩によってガンは治らない病気ではなくなった。しかし、ガン発見のタイミングやガンがある場所などによって治療は長期化し、さまざまな困難を伴うことに変わりはない。
抗がん治療では長時間による投薬と、治療薬の種類によってはその後の副作用で苦しむこともあり、闘病生活は多くの患者にとって、精神的にも肉体的にも大変な負担と不安を感じながら過ごさなければならない。
また、そのような辛い状況にある患者を支える家族もまた、負担と不安を抱えながら看病していることがほとんどだ。
そのため、病院のなかにはガン患者を支える家族に向けて、退院後の生活に必要な栄養指導や看病の知識や、看病する家族の心を癒すためのメンタルトレーニング、ディスカッションなどのフォローを行っているところもある。日本人の死因は、1981年からガンが不動の1位だ。決して他人事ではない、自分や家族がガンになることを想定しておきたい。
最高地エリアに近い総合病院はどこか?
ガンになれば多くは入院する。何かと不便を強いられる入院生活だが、中にはうらやましくなるような高級個室も存在する。あるビジネス誌の調査では一泊10万円以上の個室が全国に34あるという。(東洋経済オンライン)
そういえば総合病院の中には素晴らしい好立地にあるものも少なくない。
聖路加国際病院もその一つだ。聖路加国際病院は中央区明石町9丁目に位置しており、日本一の地価が高い銀座からのアクセスも良い。実際、お金持ちが集まる高級病院と聞いて、ここを思い出す人も少なくない。
しかし、中央区明石町5丁目の土地公示価格は1坪あたり495万8677円となっており、地価だけを比較した場合、さらに高い場所に建つ総合病院はある。しかし、聖路加国際病院は東京で最も地価が高いエリアに近いというだけあり、周辺の雰囲気も良い。病院のすぐそばには隅田川が流れ、見舞いや看病に訪れる人はウッドデッキを散策したり、お茶を飲んだりすることもできる。
都心にあってホッできるような静かな環境ということで、不動産ビジネスからみても最高の立地にあるといえるだろう。