8月19日は「バイクの日」だ。
1989年に、総務庁(現・内閣府)交通安全対策本部がバイクによる交通事故撲滅のために本日をバイクの日に制定した。
「バ(8)イ(1)ク(9)」の語呂合わせである。
警視庁等では、この日にバイクの楽しさ、有用性の理解を深めるイベントを行っている。
ここ最近、バイク愛好者が声を大にして叫ぶ問題がある。
それは、バイク専用駐車場が少ないことだ。
バイク駐車場 (画像=写真AC)
日本自動車工業会の統計によると二輪車の販売台数は横ばいで一定の水準で推移している
日本は、道路や歩道の違法駐車が多い。
それにも関わらず、一向に駐車場は増えていかないのだ。
都内のコインパーキングは、投資や空き地利用などで増えているにも関わらずだ。
住宅でも、同じようなことが言える。
都内には、駐輪場のあるマンションが少ない。
このことは長い間、問題視されているが解決していない。
狭い土地に乱立して集合住宅を建ててきた影響なのだろうか。
駐輪場があっても、「ミニバイク」という表記があり、どこまでがミニなのかという定義も曖昧である。
日本は、車に比べて、そもそもバイク駐車場の認知度が低い。
マンションであっても、わざわざスペースを設ける必要もないと考える設計者が多いのだろう。
しかしながら、駐輪場が欲しい一定数のバイクファンはいる。
賃貸マンションの個性として他との差別化が図れるのではないだろうか。