8月5日は「マリリン・モンローが亡くなった日」である。
1962年のきょう、世界中の男性を魅了した女優が薬物の過剰摂取により亡くなった。36歳だ。
銀幕スターとして、活躍をしていた頃から薬物乱用やうつ病に苦労していたいう。
亡くなったことが報道されるや否や世界中に多大な衝撃と悲観が駆け巡った。
時が経つにつれ、ケネディ元大統領と不倫関係にあったとの噂から、暗殺されたという陰謀説まで囁かれるようになる。
「七年目の浮気」の名シーン (画像=Photos For Class)
マリリン・モンローがその生涯を閉じた家が、現在売り出し中だという。
ロサンゼルスの郊外に当たるブレンウッドにあるその邸宅は、敷地面積約240平方メートル、4つの寝室があり、プールやゲストハウスなども付いているという。
売り出し価格は690万ドル、日本円で約7億6000万円だ。(8月3日日現在)
今年の5月から売り出されていたがVOUGEによると725万ドル、日本円で約8億1000万円、提示価格を上回る金額で買い手がついた。
彼女の死後、持ち主は何度も変わっているという。
モンローが死ぬ数か月前に新築で購入したこの自宅、築55年で事故物件ということを鑑みると破格の値段であろう。
押しも押されもせぬ名女優としての活動期間はわずか10年ほどだったが、その姿は記憶の中に今でも色褪せず鮮明に焼き付いている。
今でも、セクシャリティのシンボルとして名前が挙がる反面、色眼鏡で見られる苦労は計り知れなかっただろう
自宅について彼女はインタビューでこう語っていたという。
「とても落ち着く場所。この家が好きな人とは、誰でもうまくやっていけるわ」と、安らげる期間は長くはなかった。
敬称略