自動販売機のライバルはコンビニ
人通りのある場所に、土地をお持ちの方はきっと一度は自動販売機の営業を受けていると思います。一時期、全国的に増えまくった自動販売機ですが、実は2000年をピークに減少傾向です。
ペットボトル価格の上昇と、コンビニのコーヒーのクオリティがあがったことにより、缶コーヒー需要が極端に減ってしまったからと言われています。そんな需要が減ってしまったように思える自動販売機ですが、コンビニが近くに無い場所なら話は別です。
そして、人気の自動販売機にはある特徴があるのです。
通行人の趣味を押さえた品ぞろえ
入れる飲み物の種類がとても大事です。缶コーヒーは3種くらい入れておきましょう。特にコーヒーは安い物よりは高くても味に定評があるものが良いでしょう。通学途中の若者が通る場所では500mlの炭酸飲料が人気、種類豊富に揃えましょう。緑茶や麦茶系も欠かせません。
病院の近くなら、水が売れます。子どもが通るなら果汁系も良いですね。
2台以上並んでいる場所は目につきやすく、それだけ種類も豊富ですから、立ち寄る人は増える傾向にあります。
実際儲かるのかどうか 見極めが大事
商品の入れ替えや仕入れ、ゴミの処理などをするのはおっくう。そんな場合は大手との契約ができる場合もあります。メーカーの自動販売機を置く場合、月々の電気代はおよそ8000円、マージンは20%といいますから、かなり売れるだろうという見込みがないと踏み切れません。
自分の持っている土地の周辺状況を把握したうえでじっくり検討してください。大儲けというわけにはいかないと思いますが、空いている土地の有効利用でお小遣い程度でも収入があれば、嬉しいですね。
通行人が多い場所が理想的です。
今、注目されるのは常温ありの自販機
最近、コンビニで売れているという常温の飲み物が、自動販売機にも導入されつつあります。
体を冷やしたくないといった健康志向の女性以外にも、体の弱いお年寄りにも利用されやすいそうです。これも病院の近くにあったら売れそうですね。