テレビでも取り上げられている空き家問題

空き家のまま放置された家が多くなりました。テレビでも対策を訴える声が報道されています。高齢化と共に老朽化して処分を検討されないままの家は、環境衛生や防犯の点で問題があります。また、それ以外のお金の問題についても触れていきたいと思います。

思わぬ事故に繋がってしまうこともある

空き家のまま時間がたつと、勝手に伸びる草木のせいで害虫が発生しやすくなります。ハチが巣を作った時、子ども達が刺されないためにと近所の住民が費用を出し合い駆除した場合には、後になって費用を請求されることがありますし、刺された場合には重篤な被害が発生し損害賠償に発展することも。また、垣根が道路に飛び出していると警察から連絡が来る場合もあります。

犯罪の温床になり、管理責任が問われる

不法投棄の場所になってしまったり、景観が悪化してしまったりして近所からクレームが来る場合があります。その程度ならまだしも、海外の犯罪グループが空き家を狙っているといいます。住民に成りすまして占拠し犯罪拠点に使われてしまう、だまし取った商品や現金の送付先として使われる。そんなことが最近多くあるようです。空き家は放火被害の場所としても多くあがっていて、そういった事件が起きてしまったら、放置した持ち主の管理責任も問われてしまいかねないのです。

政府も動き始めている 空き家対策

増え続ける空き家の問題を解決するために、空き家の税率は昔に比べたらおおむね6倍に上がっています。祖母がすんでいた家をそのままにしていたら、遠方に住む孫やひ孫のところに多額の未納税が請求された、そんなケースも出てくることが予想されるのです。

せめて子供の代で、何とかしておきましょう。

トラブルが起こる前に有効活用をしよう

空き地のトラブルに発展しないために有効利用法を考えましょう。場所によっては駐車場にすることで副収入につながります。

更地にしてしばらくすると、近所の住民は「何ができるのかな、土地を売り出すのかな」と考えたりします。

「家を建てる土地が欲しい」そう思っている人の目にも止まりやすくなります。

 
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