ローンの支払いがきついと感じた時に

まずやるべきこと

毎月の支払が一度も遅れていない場合は、家計の状態を見直しましょう。幼稚園の費用できつい、赤ちゃんが生まれたばかりで妻が働けない状態など辛い時期はどこの家庭にもありますが、それを何とか乗り越えれば大丈夫といった、ある程度のメドが立つ場合もあります。

気になるローンの組み換えは

慌てずしっかり検討しよう

住宅ローンの借り換えを検討するのも良いですね。2008年を境に近年に至るまで金利が下がってきていますから、ローンを見直す価値はあります。

銀行によっては興味深い優遇サービスなどもありますので、検討し調べていくのは十分にアリです。銀行も自行の融資を受けてもらえるのは大きなメリットのため、積極的に話を聞いてくれます。

くれぐれもセールストークには気を付けつつ、手数料や火災保険のことなどもしっかりと考慮しながら検討してみてください。

やりくりに困ったら金融機関に相談を

支払いがきつくて生活を圧迫していると思ったら、ローンを組んでいる金融機関に相談をしてみるのも良いでしょう。保険の変更やローンの組み直しなど選択肢があれば教えてくれます。

何より、滞納をする前に手を打つことが大事です。

一度でもローンの滞納があればブラックリストに載ってしまう可能性もあり、他の金融機関に借り換えればもっと安くなったのに・・・というような事態が起こってしまいます。


ローンの滞納は2ヶ月が限度

もしローンを滞納してしまった場合、まずは催促が来ます。月に9万円支払っていたら、2か月で18万円が未払いですね。ただ、その時点で支払うことが出来れば、その後も同じようにローンの支払いが続いていくだけのことも多いです。しかし、滞納が3か月以上になった時点で話が変わってきます。「融資した3,000万円を返してください」などと一括返済を迫られるのです。

月々の返済が滞り始めたら、ボーナスなどの収入を待っている時間的余裕は基本的に無いと覚えておきましょう。また、一括返済が無理な場合は家を競売にかけられることもあります。2か月までなら平気、と言うつもりはありませんが、何とか3か月以上の滞納だけは避けるようにしましょう。


売却を考えるとき

売却を考える場合もあると思います。この場合は「売れるまでの期間がどれくらいかかるのか」が問題になってきます。買い手がすぐ見つかって、次の住まい確保もできればいいのですが実際は難しいかもしれません。

引越し費用や次の住居家賃といった新たな費用が掛かることも考えなければなりません。とにかくキチンとした検討と、スピード感を持った対応が必要です。


 
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