不動産を売却する前に価値を上げて、売却価格アップを目指す方もいるでしょう。
でもそんなときに問題になるのが、リフォーム業者選びです。
多くの方はリフォームの経験自体が少なく、適切な業者選びがわからないでしょう。
不動産売却の際に失敗しないリフォーム業者選びを紹介します。
まずは複数の業者で相見積もり
ネットの一括見積サイト、地域のリフォームイベント、広告チラシなどを利用しながら、好みの業者をいくつかピックアップします。
3社くらいに絞ったら、詳しいプランを相談して相見積もりを利用しましょう。
工事料金が妥当か、どのくらいが相場か判断しやすくなります。
不動産売却の場合はどこまで費用をかけられるかも判断したいため、提案力のある業者かもチェックしてみてください。
中古住宅の売却には、瑕疵担保責任がありますから、最低でも水が出て給湯や暖房機能など、生活できるようにリフォームしなければなりません。
合わせて考えておきたいのが、見た目を左右する壁や床も手を加えたいところです。
提案力がないと設備カタログを見せられて、そこから選ぶだけの作業になりがちです。
売主としてはできるだけ費用をかけず、見た目をよくして価格を上げたい目的があります。
提案力がないと必要ないところまで手を加え損してしまうこともあるため注意しましょう。
訪問販売では契約しない
1件1件の家庭を訪問販売している業者は、ほとんどの場合利益を優先していることが多いようです。
すべての業者で手抜きするとはいえませんが、「今だけ値引き」という風に契約を急がせる場合は注意したほうがいいです。
外壁の塗装を依頼したら数年後に剥がれてきた、なんてことはよくある話です。
大手業者と中小業者の違い
大きなリフォーム会社だと扱う設備も多く、大規模発注でコストダウンに成功しているところもあります。
またアフターサービスや提案力、実績や施工力も優れているところが多いようです。
そのため失敗が少なく消費者にとっては安心という感じがします。
その代わり費用が割高になりやすい、担当者によって満足いかない仕上がりになるといったデメリットもあるのです。
ほかにも建築事務所への依頼で、デザインを重視したリフォームを取り入れ、デザイナー住宅として売却する方法もあります。
統一性のあるインテリアとなり、買主にとって目を引くデザインになります。
気軽にちょこっとリフォームするなら、価格もお手頃で気軽にお願いできる工務店も選択してみましょう。
とにかく安くするのが希望で価格をメインに考えるなら、DIYで壁紙の交換や漆喰を塗る対策もあります。
まとめ
不動産売却でリフォームして売る場合、どこまで手をかけていいかは迷ってしまいます。
人が住めるようにすることはもちろんですが、価格を上げるためのリフォームの場合、提案力がある業者を選んでみましょう。
合わせてニーズに合った業者選びをしてみてください。