中古不動産がテーマでしたね。
えっと、新品と違って中古品は不動産に限らず定価がないので、お得品かどうか分かりにくいですよね。
もし、品物の値打ちを専門家が教えてくれたら安心ですよね。100円ショップの品物であれば「安かろう悪かろう」で済まされますが、お家は「住めない」では「済まない」ですよね。
すいません、ダジャレでした。
気を取り直して、もう少し話を進めますね。
中古住宅の場合、お得品かどうかは、物理的に「雨漏り」や「構造上の不具合」がないか、客観的にお値段以上の価値があるか、主観的にデザインなどが自分の趣味に合うか、が”ものさし”になりますよね。
前者は、これから制度化される建築士によるインスペクション(診断、検査)と中古住宅売買瑕疵保険を付保することをお勧めします。
それから後者は、不動産鑑定士や建築士などによる土地と建物の資産価値に関する意見を求めることをお勧めします。
キーワードは、インスペクション、瑕疵保険、資産価値です。
もうひとつ、中古住宅で気になるのが税制ですね。
新築住宅の場合、住宅ローン減税により10年間の住民税が減額されるという制度があります。
では、新築から10年以上経過したら、この減税の恩恵にあずかれないのか?
いいえ、大丈夫ですよ。
結論から言いますと、瑕疵保険または耐震基準適合証明を取得することにより、中古住宅でも10年間の減税を受けることができるんです。
先ほど、キーワード3つでしたけど、もうひとつ「中古の住宅ローン減税もOK」ということを頭に入れておいてくださいね。
さあ、読者の皆さん、中古住宅を売りたい方、買いたい方、うまく制度を使って賢い売り方、お得な買い方を実践しましょう!
次回、残念ながら落とし穴があることをお伝えします。
キーワードは「旧耐震」です。
では、ごきげんよう。
参照URL
【国土交通省 すまい給付金】
【国土交通省 既存住宅売買かし保険】
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kentiku.files/kashitanpocorner/03-consumer-files/05-oldhouse-insurrance.html