先を見る力が問われる能力は過去を見渡しても今はかつてないほど求められる能力であると言えます。
FXや株式投資そして、不動産投資でも先見の明が問われます。
では、不動産投資においてどのような要素で先を見るべきなのでしょうか?
この世の動きに敏感であることと、情報です。
これは、一つの例です。
タイで土地を手に入れようとします。
川の向こうの土地を手に入れることを考えます。橋もなく孤立しています。
でも、そこは何の開発もすすんでいない土地で、地価もわずかなものです。
大量の土地を安いうちに購入します。
すると、国の政策として川に橋を建てる計画が浮上します。
橋が架けられ、開発が進んでいき、新たな企業、ショッピングセンター、さらには空港までできると土地の値段は高騰するといった感じです。
これこそが先見の明が不動産投資において必要なケースでもあり、また逆にタイミング良く自分の土地の値段が跳ね上がることもあると思います。
最近、日本で見られたケースでは都内や日本の中核都市(大阪、名古屋、福岡)でのマンションの値段が跳ね上がることもありました。
今では、大方、マンションの値段が上がることは頭打ちになっていますが、日本の場合はマンションでの不動産投資で稼いでいる人も多くいます。
ただ、この不動産投資で先見の明を発揮するにも幅広い知識が必要で現在では中国の投資家も加わっていますから一筋縄ではいきません。
この点の詳しい情報は下記のリンクをご覧ください。
事実、2020年に東京でオリンピックがありますから、北京と同じような可能性で土地の値段が高騰するものと思われています。
でも、オリンピック後はどうなるのか?
当然リスクもあるわけですから流動的に土地を転がすことによって資金を増やしていきます。
これが、投資家の使命でもあります。
不動産投資家の最大の目的は資金集めです。しかし、それだけでは、内容が伴わない投資家になるでしょう。
不動産投資の最大の利点は住まいを提供できるという点です。
それだけでも、大きな責任とともに意義もありますよね。
例えば、良い物件を適正価格で良心的に提供する。弱者にも住んでもらえるように工夫する。といったこともできる力があります。
つまり、資金をどのように用いるかは本人次第です。
ただ、お金だけに目をつけるなら社会構造や街の雰囲気は低下するものでしょう。
ドバイがその最たる例です。
だれも住んでいない、投資目的だけの物件ばかりの状況もありました。
不動産投資も先見の明で、どれだけ人の福祉を顧みられるかが求められる時代がきそうです。